米暴落?;JA共済連の収入保険(収入減の9割を補填)
最近、米の在庫が多すぎて、令和8年産の米が暴落するのでは、なんていうニュースがでています。
そんな相場の上下だけでなく、災害などによる農業収入による損失を補填する保険
JA共済連の収入保険
→農水省のHPにもでていました
www.maff.go.jp/j/keiei/nogyohoken/syunyuhoken/index.html
農業経営の収入保険
→収入減少の9割分を補填する保険
ただし! 青色申告をして、その5年間分の平均を基準収入とします。
相場の下落だけでなく・自然災害・取引先倒産・事業者(本人)の病気けがによる収穫不能・運搬事故など幅広く保障
しかも、この保険事業にはかなりの税金が投入されていて、お得なのではないかと(→いや細かくは見ていないけど)
~~~~保険の話は以上。あとは、私の思う現状
上の保険は、青色申告事業者というのが、少々ハードルかも。
田んぼ2haで150俵を作っているとしたら、今話題になっている概算価格(コメの最低買取価格)が2万円だと
=150×2万円=300万円
少し古いデータだけど、米農家の営農規模は、令和2年時点で
米農家(法人含む)71万人のうち、2ha未満の農家で58万人=8割以上
出典;農水省「米をめぐる状況について」(2024年11月)に示されている資料3のグラフから
www.maff.go.jp/j/shokusan/kikaku/kakaku_keisei/attach/pdf/imdex-86.pdf
※(以下、計算間違っていたらゴメン)
2haといえば、運動場2ヶ分くらい(100m×100m×2ヶ)→米150俵くらいで合ってます?
(これで、昔なら1.6万円/俵だから240万円 2万円/俵で300万円という計算ね)
→これに、肥料や機械類の経費がかかるし、年収300万円では、家族4人は食べていけない。
兼業農家、あるいは他の収入があるとか(年金・賃貸とか)で維持できている
かつ、上の生産量には、自家消費分があるし、縁故米という個人であげたり譲ったり親戚に贈ったりするから、
実際の出荷に対する現金収入はもっと下。
転作補助金はあっても、自家消費を転作は考えるとしづらい(たとえば飼料用とか他の作物とか)
なので、青色申告していない農家が大多数ではないかと
>>>これは、そもそも保険の対象外 (→農水省的には、家庭菜園の大きいヤツと思っているんじゃないかと)
しかも営農者の年齢は70歳前後

※ 農水省の「米に関するマンスリーレポート」から作成
(グラフ最後の点線20000円は筆者記入)
AIさん「小規模農家は、耕作機械(トラクター・田植機・コンバイン)の買い換え時に数百万円の投資をするかどうかで営農をやめる人が増えます」と。
→「なので、地域農業の仕組みが必要です」とも
AIさん「保険も大事ですが、その田んぼの10年後どうしますか? 農地の終活が必要じゃないですか」とも答えてきました。
「耕作放棄地が本当に手つかずで放置されて、水路の維持ができなくなると、水が引けなくなります。地域としての稲作が困難になります。利水を含めて農地管理に対する補助金もあるのでその地域・集落で考えることが大切です。」
なんて答えてきました。
でも、オイラの実家は奈良。
オレ「それはね~、歴史がありすぎて、簡単にはまとまらんよ、たぶん」って答えたョ。用水路と行政区画は関係してないから。
だって、大和政権できる前から田んぼがあって(班田収授法)、荘園時代があって、江戸時代・明治維新の改革(年貢から税へ)・戦後の農地改革(地主→小作人・・・確か GHQが1haとか3ha以下にしたんだったよね)。
奈良はため池も多いし(→この利水権に長い歴史があったり)。行政区画で分けられたのは、歴史的にはほんの最近だし、他人がどうこうするっていうのを農家の人は嫌がると思うよ、とオレ
【農地の終活】、これを部外者が意見を言うのが困難なら、「部内者」でまとめて貰うしかないんだけどな~という印象であったり。
→営農とその環境維持は別物にするという考え方もありなのかな(水路やため池や、あと雑草処分とかも含めての環境の維持ね)
====
ただこの数年の米価格の高騰。ちょうど、転売ヤーに踊らされてしまった、その他の大勢の関係者・消費者、という構図でもあったり。
(いや、卸業者・流通業者は、それだけ「欠品なく納品」する義務が強いという背景があるんだとは思うのですが)
とりあえず、青色申告して保険料を払えば、相場の乱高下など収入に対する保険というものもありますよ、という話でありました。
※消費者目線で書くと、昔は16000円で、もし20000円なら、25%増で、2500×1.25=3125円 みたいな感じかな
私はスーパー小売り5kgで、3000~3500円を予想していましたが、この1週間で3000円を割るかもみたいな話が出てきたような。
(もちろん、産地や銘柄によって2割3割価格は違います)
| 固定リンク



