老後の不安に、認知症などで「判断能力がなくなったら」というものがあります。
それに備えて、元気なうちに「任意後見人を指定しておく」とか、突然、親が倒れて子どもが「法定後見を裁判所に申し出る」か。
ここで問題になるのが、
判断能力がないという医師の診断 → 裁判所の選定(子どもとは限らない)
もちろん、最初の裁判所の申し出も含めれば、時間がかかります
後見人選定まで1~2ヶ月かかることも多い。
でね、私のような【おひとり様とか、長年疎遠の親】、であったりすると、
例え、身近な人が後見人になっても全てが出来るわけじゃない。ここが落とし穴!
後見人のお仕事は、財産管理がメインなのです。
(過去のリフォーム詐欺や悪徳商法から守るとか、例えば親兄弟の保険金受取や遺産分割協議の代理人になるとか、そして、老人施設入所とかそれに伴う自宅売却とか。ちなみに、後見人は財産を守ることがメインなので、事前に節税の為に贈与しておく等のことができません。デメリットも多いのが後見人制度であったり→今、使いやすい制度への施行を検討中)
でも、施設に入った後に、本人がどんな医療をして欲しいか(延命とかガン治療の方法とか、透析が必要になったときにするかしないかとか)
この、医療行為に関する代理行為が、後見人にはないのです。
後見人は、契約とお金の支払いの代理行為だけ。
なので、「自分の医療の考え方」がはっきりしていると、周り(医療側や介護側)はありがたい
(→「尊厳死の考え方」と書いても良いんだけど重たい言葉になるので、、、難しいなぁ)
たとえば、病院に入院してすぐには退院できないし、もう自宅には戻れない、という状況になったときに、親子とか兄弟で、日ごろから意思疎通ができていれば
「本人はこう思っていました」なんて伝えることができますが、
おひとり様や疎遠な親であれば、それを知る術がありません。
なので、医師は(訴訟をおそれて)、その場面で最善の治療をするということになります。
例えば、「もう自分で食べられないので、胃ろう・チューブ栄養ですね。」という感じ
(→医師としては下手すりゃ殺人罪とか、適切な医療をしなっかたとなっちゃうので)
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健康寿命 平均寿命
男性 73歳 → 81歳 (約8年間)
女性 75歳 → 87歳 (約12年間)
この老後の末期、平均8年~12年間くらいで、介護度が徐々に上がり、
医療の関与(入院の回数)も増えて、最後に亡くなります。
でも最後の医療について、後見人には手出しできないという事態。
(※もっとも、判断能力がなくなるのは、介護4とか5が多いので、最後の数年間というのが多いはず)
オイラ61歳
昨日も東野圭吾さんが68歳で亡くなったし、いまだに、鳥山明さん(享年68歳)が亡くなったのも信じられないし、随分前だけど、はらたいらさん63歳もショックでした。
それに、コロナの時は多くの人が亡くなったしね。
今週来週くらいに私の人間ドッグの結果が来るはずなんだけど、
最近、体重が減ってきているのでちょっと心配であったりする今日この頃
なので、ワタクシ過去記事に書いたように
●梅雨明けで一気に夏?! エンディングノート(医療)作成中(2026/07/12)
tak-tak-world.txt-nifty.com/log/2026/07/post-c9efd7.html
を書いているというわけ。
(まだ、未完成。末期については書けたけど、「意思疎通が一応出来る元気な認知症状態」のときがまだ検討中なのだ)
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まとめ:
・判断能力がなくなった場合の財産管理は、後見人
だけど、急に倒れても手続きには1~2ヶ月要することもおおい
・急に倒れて救急搬送されたり、施設入所に入ったあとも、
医療については本人が意思表示していないと、医療側がその時の最善を判断せざるを得ない
→ 本人の意思をなかなか伝えられないおひとり様や一人暮らしの高齢者は、
自分の医療の意思(とくに「最後の医療」)を示しておくと、医療提供側が推認しやすくなる
ついでに、その他の一般的なこと
▼終活&エンディングの項目(今回の話題に関するものだけ簡単にまとめておく)
・(健康診断や定期的な医療=軽い持病でかかりつけ医)
・ 介護認定の申請(地域包括への相談→ケアマネ選定)
・(介護施設選び/最後まで自宅などの判断)
・ 家族信託・任意成年後見(司法書士・行政書士・あるいは銀行)
・ 遺言書(公正証書や自筆遺言の法務局保管制度もあり)
・ 死後事務委任(一般には、本人がいなくなるので、公正証書にしておく人が多い)
これに加えて、上の「最後の医療」の明確化
→AIさんは、もし元気なうちに任意後見人を選んでおくのなら、同時に、医療についても補足としてつけておくとよい、とアドバイスしてきました。
===(蛇足)「都会の息子シンドローム」の英語
「都会の息子シンドローム」って言葉ご存じですか?
疎遠な息子が、親が倒れて、それまでの事情を知らないのに、医療や介護方針に注文をつけるというやつ。「もっと他の施設が良いはずだ」とか、「こんな治療を」とか、
→これまで付き合ってきた医師やケアマネやご近所さんが、家族であるがゆえに、その意見を無視できないというやつです
これの英語版があるんですね~(知らなんだ)
The Daughter from California syndrome
(カリフォルニアから来た娘シンドローム)
ちなみに、Wikipediaによると、当のカリフォルニアでは使えないので「ニューヨークから来た娘」「シカゴから来た娘」に変わるそうです。
(やっぱりどこの国でも同じ問題があるのかな~)
高齢化では、世界最先端を走っている日本!
最適な環境を作ることができるのか?