新社会人のマメ知識「お金の書類」(注文書から領収書)
この春から、社会人の方もいらっしゃいますよね。ま、そういう若いサラリーマン向けの話、「お金の書類」のこと。
(新社会人と書きましたが、入社10年・20年でも、分かっていない人が大勢いるとは思います。)
分かりやすい例で書きます。ネットショッピング!
買う方は「カートにいれる」が最初ですが、お店から見るとその後の、「注文を受ける(注文書)」が最初です。
その後商品が送られてきて → 商品を納める「納品書」。
先払いだったら、「領収書」だし、後払いだったら「請求書」の後で領収書
「注文書」 →「納品書」 →「請求書」→ 「領収書」
・・・これがすべて終わって完了です。
でね、、、、
新商品開発のアイデア系のお仕事ならさきに「企画書」があったり、
納品するために、技術系の 〃 「仕様書」があるわけです。
さらに、次も買って貰うために、アフターサービスがありますし、商品を知って貰うために広告宣伝があるのですね。
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会社は営利組織です。だから最初に、この“注文 →納品 →請求 →領収”の流れで自分の立場はどこにいるか、ここを理解しながら仕事をするのが大事です。というのは、新人ならOJTの名の下に、「なんか放っておかれてる気がする」なんて思う人も多いから。
営業配属であれば「まずは先輩と一緒に、客先回り」。
・・・で、営業さんは“注文書が第一主義”でお仕事
→ 注文とってノルマ達成!で終わったりなんて思っていたらダメ
製造技術系なら、「まずはどんな風に商品ができるか」の知識を付けていく
→ 商品できた、納品できた! で終わってたら思っていたらダメ
最後に、領収まで出来て完了♪ (途中で滞ってたらそれは大変な事態)
これを少しは理解しておきたい、なぜなら、数年経った時に、ついつい
「営業がこんな事をいってきたっ」「技術がこんな商品作りやがったっ」
なんていう会社内でのつまらない対立に時間を取られて、そのうちその会社はどこかに買収される、なんてことになるかもしれませんョ。
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ちなみに、どんな小さな会社であっても、税務調査が入る時には
「注文書」 →「納品書」 →「請求書」→ 「領収書」 などの
書類群、すなわち、お金の流れが分かる部分が調査になります。(もちろん、仕入れとか経費とかもです。)
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