公立高校でのタブレット・PC代 7~11万円は誰が?
昨日のYahooニュースで、都立高校の話が出ていました。オンライン授業用に
保護者負担で8~11万円のPC/タブレット購入計画。
京都ではすでに4月にニュースがありました。
府立高校7~8万円のタブレットを保護者負担で2022年度から。
→公立&義務教育じゃない、というところがポイントではあるような。
(小中でもすでにいろいろ試みられているようですが、こちらは義務教育だし)
このタブレットの話、コロナが収束する/しないにかかわらず、今後問題になるというか保護者の頭を悩ませる事態になるような気がしています。
機器の寿命や性能のこともあるし、もちろん価格もあるので、「小中で1回・高大で1回」買い換えれば済むような制度設計になればいいなと。
学校が変わるたび・進学・転校するたび、
その度ごとに買い換えなきゃいけなくなるのは、かなり無駄な気がします。(難しい感じもしますけど)今でさえ教科書だっていろいろだしね。
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教育への投資=未来の納税者を育てるという観点では、幼児教育無償化のように、将来的には国庫負担すればいいと、個人的には思っています。
(→私の年金の財源になってくれるのだから。単なる納税者という点だけでなく、新しい産業を担うのは若い人だから)
経済成長がないままに高齢化予算が増えていくと、税金&将来負担は増える一方。そうすると、ますます老後不安が増大することになってしまいます。
・・・失われた20年、これの反省も含めて
特殊な分野の教育ならそれぞれの家庭が担えば良いことだけど、このデジタル技術関係の教育は、今やどんな分野の人であっても必要で、国が責任を持ってするべきこと/投資すべきこと、だと思っています。なので、、、
→こどもの教育に関しては、文科省・総務省・デジタル庁、ついでに経産省や農水省なんかも、垣根がとれたらいいのにな、と。
(で、デジタル庁がすでに多難なんていうニュースが流れると、なかなか先は厳しい)
→音頭をとっていた菅さんが退陣で、ハンコをどうするかっていうレベルだし
現実的には、つまり、今年来年の近い将来の話としては、ランドセルのように保護者負担。ただし自治体が低所得者向けに補助、なんていう制度になればいいのかなと思っています 。
=(元コンピュータ屋の昔話です)=
1970~80年代の頃のコンピュータ
(ミニコン・オフコン)じゃ、
プログラミングコードを
下のようなカードに、
一行ずつ(500行なら
500枚のカード群)を
パンチングしてカードリーダ
で読み込ませてたんだぜっ! 学校に、こんなミニコンなんて
いう高価なものがあって
使えることができた!
というのは、ある意味、
学生に対する国の投資だと
思うのですよ。
(このあと、 「ラインエディタ→
スクリーンエディタ→かな漢字変換」
あっという間だった、ね。)
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