悪いけど、物価、少なくとも秋まで上昇するよね(2022年6月)
(たぶん、かなりの人は私と同じようにお考えだと思うのですが。。。物価上昇はまだこれから)
原油価格(WTI先物)が再び上昇中。(ちなみに、金=ゴールドもよく似た動き)
今までのピークは、ロシアのウクライナ侵攻直後の
2月末がピークで、1バレル=130ドルを越えた日が数日
→その後1バレル=100~110ドル付近をウロウロして、これで落ち着いていくのかと思いきや
5月末くらいから120ドルごえが何度か
>>ガソリン/灯油など、この後数週間でまた上昇してくるはず
そして、円安! 海外価格が同じでも円で買えば高くなる(輸入品ね)
~~~
小麦も同様です。
小麦は4月からの政府卸価格が上昇した影響が、夏にやってくる(これはいつものこと)
だって、各企業「6月出荷分から値上げ」「夏の分から/9月分から」と発表してたでしょ。
今の物価上昇は、エネルギーと物流コスト(世界も国内も)分だけで、原材料系の影響は少なくとも秋まで続くはず。
原油や小麦に限らず、身近な問題としては電気代ですね~。
電気代も上乗せ分がじわじわアップするはず。(燃料調整費っていうヤツ)
→猛暑になりませんように(祈)
景気の足を引っ張らなければ良いけど、株価を見る限り、復活期待で上昇している企業も増えています(コロナ前に戻った企業)。コロナ前を越えた企業も増えています。
・・・日経平均自体は、岸田首相誕生前後の3万円までは戻っていませんが。今28000円。
(ウクライナ侵攻がなければ、コロナ脱却期待でとっくに戻ってたような気がするんだけどな~、、、ホントにもう)
土地価格は、バブル期なみとかバブル超えたとかのニュースがある一方で、REIT指数はコロナ前までには戻っていません。
→これからどうなるだろ? 株価がさえないから、ジャブジャブのおカネが土地に流れている? 庶民にはなかなか流れてきてませんよね~
とくに年金生活者、いよいよ6月支給分から減額だし。
次の、毎月勤労統計調査(サラリーマン/パートの4月分の給料)の結果が早く見たい。→今日発表予定(2022/06/07)
====
ま、当面、家計にとっては苦しい感じ。
一律に配った10万円効果が、まだ残っていてどれくらい貯金に回ったのかってのが少々疑問だったり(みんなとっくに無くなっているよね。でも日銀資金循環では、貯蓄が増えているんです。→みんな緊縮財政になっているから。家計がツライ人/助かった人/貯蓄に回せた人、いろいろというわけ。何しろ12兆円規模でしたから)
~~~~
【追記・速報】(本日、厚労省から発表)
毎月勤労統計調査の結果(令和4年4月分)
現金給与総額(産業計) 前年比+1.7%(一般1.9%・パート1.0%)
実質賃金指数は、 前年比ー1.2%
・・・つまり物価上昇に追いついてないってことだ
(春闘の結果に、ちょっとだけ期待していたんだけどな~。残業とかもまだ増えていないってことですかね)
| 固定リンク
「FP-年金・老後」カテゴリの記事
- (2022年10月~)75歳以上の医療費窓口負担が「1割/2割/3割」へ(2022.07.25)
- まだ下がっている米価格(農水省マンスリーレポートより)(2022.07.18)
- 高温・大雨・携帯不通、落ち着かない週末(京都;駄文)(2022.07.04)
- 消費者物価(2022年5月分)、光熱費2割増!(2022.06.25)
- 悪いけど、物価、少なくとも秋まで上昇するよね(2022年6月)(2022.06.07)
「FP-若年・新婚・サラリーマン」カテゴリの記事
- 原油先物90ドル割れ(侵攻前の水準)(2022.08.05)
- 小中学校、京都の夏休み短いんだ(令和4年度)(2022.07.19)
- まだ下がっている米価格(農水省マンスリーレポートより)(2022.07.18)
- 消費者物価(2022年5月分)、光熱費2割増!(2022.06.25)
- ワンストップふるさと納税→所得税は損になる(2022.06.22)
「もったり日常・あっさり日常」カテゴリの記事
- 残暑のお見舞い2022(2022.08.12)
- 熱帯夜→寝不足注意(スマート家電が欲しい)(2022.08.10)
- 体調戻ってきた、今日は「土用の二の丑」(2022.08.04)
- 体温38.5℃、コロナっぽい?(2022.08.02)
- デイもクリニックも、急遽、お休みに→自宅療養準備(2022.07.31)