お米の価格は、下落中(2022春 10年推移)
毎日のように、値上げのニュースですが、今日は価格下落の話題。
農林水産省の「米に関するマンスリーレポート」から、お米の価格推移をグラフにしました。 約10年分の月次データです、令和4年2月分まで。(レポートによると、「年間の玄米の仕入量が5,000トン以上の全国出荷団体等からの報告」を取りまとめたもの)
グラフでの注意点は、
・毎年9月で新米に変わるという点
・玄米60kgあたりという点
ま、私にとっては、いつも買う5kg袋で、一桁ずらせば良いかなぁ
→3年ほど前は1600円だったのが、今は1300円
みたいな感じ。約2割安(もうちょっと高いかな。まぁ相対的に見て下さい)
消費者にとっては嬉しいニュースですが、生産者にとっては厳しいですよね。
当然、農家の方も、普通のガソリンと同じように、燃料費の影響・肥料や資材の価格アップというコストの影響を受けている中で、この価格低下は、下手すりゃ損益分岐点を下回ってくる。。。(農家も自分でどうやって生産性アップするのかを考えなきゃいけない時代)
農水省のHPを見ると、コロナ禍の備蓄米増加措置とか、消費拡大施策とか、いろいろやっているようでありますが。。。。人口減少時代だしね、長年少子化が続いているってのも関係ありそうな →子どもはよく食べるもん。
でも、小麦もまだまだ値上がりしていきそうだし、コーヒーも随分と高くなりました。パン食・麺類からご飯回帰がはじまる?
そうすれば、お米の消費も増えるかな。
というか、パンも麺類も高級食材になっちゃうかもしれないところが、ちょっと恐い。
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