「働き方改革」って「今日、休みます」って言えるかどうかじゃ?
今日は変な時間にアップ。。。。普通なら日曜日はお休みの日。
→自由業の特権と思ってる♪ 好きな時間に好きなことができるのだ!
=== 毎日大量にメールがやってくきます。(くだらないところからも)
たとえば、
・どこかの販売用のダイレクトメール(とくに今は決算セール) それか、
・ビジネス系「働き方改革」のメール関係
→ DX デジタルトランスフォーメーション
CX カスタマーエクスペリエンス(顧客体験)
とか。
でもこの一年、コロナ以降、ずっと違和感があるんですよね~ 「働き方」のこと
何でかって考えると、つまるところ最終目標は簡単で、
「今日、熱あるんで休みます」(コロナだってインフルだって風邪だって)
「子どものために休みます」(他にも、待機児童や去年の休校宣言のように。)
「今日、高齢親の調子が悪いので休みます」(救急もあれば、トイレで失敗これからお風呂とか)
こういう自由性のある働き方が、本当の働き方改革じゃないのかと思っているからなのです。
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個人→簡単に休めて、かつ、収入には大きなデメリットがない(有給やシフト変更が容易)
企業→(突然休みになっても) 仕事が回る / 業務に影響がない
顧客→担当者でなくても話が通じる相手企業の体制
結局、「今日は、オレ/ワタシがいなくても、なんとかなる」という体制を構築する手段として、
・テレワークも、E-mailも、電話もあるし
・多少の余剰人員
・仕事上のパワーの余力 がある
→ここ「効率化=人員削減」だと思っている企業の考え方を変えなきゃいけない部分
もちろん、パワーの余力を作ろうとすると、企業にとっては
「設備/在庫/人員、あるいは材料発注に倉庫・物流、そして!
多少の給料抑制(→ワークシェアリング的だとそうなるはず)」
こんなところに影響します。
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こういう点を含めて、じゃあどっちが【働きやすくて、良いものをより安く提供できるか】=企業にとって価値が上がるがどうか。
「ギリギリでいいからめいっぱい働いて給料が欲しい人」と「それよりも休みたい人」とをどうバランスさせるか。
こういう点を無視して、やってくるメールは、
【企業価値を高めるための、DX/CX】ばかり。
(長期的な働き方をポイントにしたダイレクトメールが、やってこない。)
「今まで出社していたことを自宅でもできるようにする」
「対面じゃなくても仕事できる環境」
こんな点ばかりが話題になっているんだな、と思っているのです。
=== で、やっと表題、です。
「今日、休みます」って言ってもいいか/言いやすいか。
・・・ここ、経営数字的にはすぐに業績に反映される数字じゃないので、経営者が判断するにはモノスゴイ葛藤があるはずです。
でも、この判断ができるか、さらには、そういうことを部下や中間管理職や現場の人が、上司に進言できる風土が作れるか。
→で、もっか私の問題は、こういう風通し情報が、【株式四季報には出てこないこと】
せめて、3年離職率の数字にしてほしいと思ってる。
それと、特に公務員系や硬直化した大企業では、「人員予算ありきで、○○さんが産休に入るので次の人を」みたいな、一人減るから一人補充する、みたいな予算編成でしか人件費がまかなえないところ。
→トップが「人・もの・金」。どこに重点をおいて余裕を持たせるべきかと良いか判断できること。この部分が大事。
働く側の個人としては、単純に働きやすさも大事ですが、
昇給体制=責任が増えるということ
→キャリア上昇をどんなペースで希望できるのか・できないのか・はたまた、しないのか。
こういう点が、これからの働き方・企業選びのポイントになって、そういう部分を明示できる会社が成長していくのではないのかなぁと思っているのです。
(とくに、転職が以前よりは容易になってきている時代ですからね)
====(と、こんなことを昼間にぐっすり寝たせいで、)
布団の中で、ぬくぬくと考えながら、 春だなぁ。
花粉も大変だけど、この前始まった新卒就職活動(説明会)も、コロナで求人が絞られている中、学生さんも担当者も大変だろうなぁと、、、人ごとながら、ちょっと心配しているのです。
※ただ、この仕事=働き方問題は、新卒に限らず、定年→再雇用や、早期退職→再就職。普通の転職はもちろん、
子育て期間中の働き方(父母とも)。介護期間中の働き方(おもに子)
いろんな面に関係しますよ。。。。
クリアできる企業が良い会社! こうなってこそよい社会がやってくる。
→そして、最後に障がい者雇用へ。。。。今、たぶん大変なはず。(人は誰でも障がい者、になりうるから)
(※約30年前の学生・新入社員時代に障がい者ボランティア活動してました。
「世の中が不景気だと真っ先に社会的弱者が切られる世の中は変わっていない。」でも、そこに目を向けた人のおかげで、今では、主要な公共交通機関ではたいてい車椅子でも移動できます。そのような点では各種バリアフリー設備や制度は社会の役にたっている、といえるのかな、と。
30年前は、車椅子が通れる幅広い自動改札口のない駅もあったし、エレベーターのない駅も多かったのです。)
=(強引なのはわかっているのですが)
アナタの会社「障がい者雇用にどれくらい取り組んでますか?」
これ、ひとつのバロメーターですよ。
・・・ちょっと強引です。わかってます。
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