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2020/05/19

昭和金融恐慌;目の前に存在するという安心感

昭和初期の世界的な金融恐慌。
昔、何かのドラマでみた、昭和金融恐慌のシーンです。

このとき、不況が長引いた末に、銀行休業の噂が広がり、取り付け騒ぎが起こりました。

連日、「自分の預金を引き出したい!」と銀行に押し寄せた客。

このとき、当時の大蔵大臣(高橋是清)は、日銀に表だけ印刷された札束を銀行に運びこむことを命じて、
「現金は山のようにあるから、慌てるな」
とパニックを収拾させたという話。

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今回のコロナウイルスで、トイレットペーパーやマスクがなくなりました。
今、まだ、小麦粉(ホットケーキミックスとパスタの一部)がありません。
目の前からなくなるという不安、商品棚がからっぽという不安がこんなにも! というのに自分自身オドロキです。

で、今回のコロナショックはまだ収まっていません。
ひょっとすると長引きそう。
そもそも、リーマンショックとは比較にならないほど、なんていう声をよく聞きますよね。
リーマン当時、「売り上げが減って大変なんだけど、新規の取引先と商売するのも恐いんだよね」なんていう声もお聞きしました。
・・・相手先の信用不安
  (倒産の話→客が押し寄せるのは最近でもありますよね。旅行会社の破綻とか、成人式の着物レンタルの破綻とか、等々)

(で、不安をあおるつもりはないのですが・・・銀行の信用不安がやってきたら)

日本銀行券は、2024年に新札を発行する予定になっています。

・・・金融不安で、銀行の信用がなくなれば、送金が止まります。
  →現金主義が復活

その際に旧札は使えなくなりますよとか、100万円以上の現金取引は新札のみとか、両替は一日いくらまで、とか、、、こんな方策も取れないことはありません。

「そんなことは、あり得ないだろ」とは言えません。

だってマスクもトイレットペーパーも、半年前に、お店からなくなるなんて思っていた人なんていないでしょうから。

・・・実際、10年前のギリシャ金融危機では、銀行の引き出し制限がかかりました。
(→皆さん、覚えてますか? このとき、仮想通貨が流行ったんです)

将来、日本の場合は、新札発行・旧札の使用制限、なんていう手法もとれる。
(今の金融緩和とは逆の方向ですけどね。逆向きの金融縮小を一気に作れる手段が新札発行&使用制限かも、と)
つまり、国の膨大な借金を強制的に、個人のおカネでチャラにする=引き出せないお金で数字の勘定を合わせる、ってことが可能になる、、、かもっていう。・・・やや荒唐無稽か?

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で、今、どうやって資産を守るのがいいのか、悩んでいるところ。。。
実体経済の先行きも、消費者心理がどう動くのかもよく分からない。

とりあえず、昭和の初期には、高橋是清という人が、消費者の心理を読んで「安心させた」というのは、少々興味のある話題です。

(今、目の前に布マスクが2枚あっても、全然「安心じゃない」という政策はどうなのか? と嫌みを書いておこう。。。しかも、私の家にはまだ届いてないし)

※大体、消費税を増税して、「これで私たちの暮らしは安心だ、将来は安心だ」という政策になっていないところに問題があるような気がします。何のための増税か?ってね。

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