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2019/02/19

「確定申告の医療費控除と高額療養費」とのタイミングがずれる時

 10年以上FPやってても、いまだに分からないことが多いぞ~ってな話の一つ。
(毎年毎年、確定申告していて自分でもそこそこ分かっていると思っているんですけどねぇ、毎回知らないことが出てくるのはなぜ?)

~~~~

 昨日は、確定申告の初日でした。で、私、

「初日なら空いているかな?」と期待していったものの大勢の人、人、人。

 私は、フリーランスなので、所得税を払う/赤字で所得税ゼロ、どちらでも、きちんと申告しないといけません。サラリーマンみたいになしで済ませるわけにはいかないのです。

でね、私の医療費控除がどうなるか、ちょっと疑問だったのです。
というのは私・・・

 ・昨年、2018年12月に入院しました。→多額の医療費
 ・クレジットカードで支払いました。 →銀行引き落としは2019年1月
 ・高額療養費に該当します。 →医療費の還付金がある
 ・しかし、京都市国保は、3ヶ月くらい遅れて申請書が送られてきてその後還付

こういう場合どうなるの? って話。

====申告会場で、職員の方に聞いてみました。

 ・まず、今年か来年か? これはクレカでも支払した段階(債務が決まった段階)で考える。「だって、領収書は12月付けですよね」で終わり。

  しかし、やっぱり、高額療養費分は引かなければいけません。
   ・・・だから、現時点ではこの分については申告できない。
    引き落としは来年だからと来年回しにできるわけでもない。

 ・上で書いたように自営業は、赤字でも黒字でも申告が必要

これを満足させようとするためには>>>>

 ★一旦申告する。その後、還付金が決定した段階で、申告の修正(※)を届け出る。
または、
 ★概算で申告→その後、差があれば申告の修正(※)を届け出る。

「どっちにしろ、再申告かよぉぉ(;_;)」

っていう有り難いお答えを頂いてしまいました。

(または、書類をつくる手間の方が負担が大きいと、多めの税金を払って我慢するか、だな。)

 ま、私の場合、自分で高額療養費も概算できるし、それで、どれくらい得するかとか、そのためにどれくらい手間がかかるかとか分かるので、、、、
「まぁ千円くらいならいいか」みたいなことを考えちゃうんですけどね~
フツーの人は、ちまちま計算しないと分かりませんよね~。

 ・・・だから、自分の税率は大事なのだ!

※申告のやり直し! 専門用語的には、税金が増える方の修正は「修正申告」、税金が戻ってくるほうの修正は「更正の請求」と言います。

~~~サラリーマンの人・年金だけの人は安心してください

 通常、サラリーマンの人は、確定申告は必要なくて、還付申告だけなら5年さかのぼれます。(相当多額の給料か・2カ所以上から給料貰っている人以外は)、
 公的年金だけの人も、ほとんどがそう、、、還付申告のみ。
 だから、高額療養費で戻ってくる分が決定してから申告すればOK。

  ・・・(5年遡及可は、)申告不要の人の特権だなぁと思う今日この頃

 申告しちゃった人は、上で書いたように「修正申告」か「更正の請求」になります。

===
もしもっ! ここまで書いた上の記述が全然理解できない人がいたとしたら・・・

 ☆ 高額療養費と医療費控除って言葉は覚えておいてください!!!

 普通のサラリーマンなら、

 ・高額療養費=ひと月に約10万円以上の医療費を払ったら越えた分が丸々戻ってくる制度。(医療保険からの補助です。他にも年間いくらとか、いろいろあります。継続治療している人は要注意。また、基準は所得によって違います。)

 ・医療費控除は、払った所得税が戻ってくる制度で、
  年間10万円を越えた分が控除できて、掛ける自分の税率(普通は5~20%)
  例)年間の医療費が15万円なら、5万円×10%なら5000円の所得税バック
ってな制度です。

 もし該当しそうなら、一度じっくり、どこかのサイトを検索してください。

高額医療費も医療費控除も、よく似た言葉で、基準も同じくらい・・・誤解しやすいんですよね~

ところで、医療費控除のための領収書の保存! これは個人で5年間持っておいてね、と変わりました。(添付の必要なし!→去年からだったかな)
 ・・・国税庁で倉庫の管理が面倒になったから、と見た(^_^;)

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