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2018/05/18

働き方改革なのか、タダ働き改革なのか?高プロ賛成・反対?>

国会で、「働き方改革関連法案」審議入り! ・・・野党はバラバラだけどね
メインは「高度プロフェッショナル制度」(高プロ制度)がどうなるか?
皆さんどう感じておられます?

まず、ふたつの用語から、

●裁量労働制(ただし、深夜労働や法定休日労働は残業代を支払う)。
・・・普段の残業がこれくらいだろうと見込んで報酬を支払う制度

●高プロ制度(深夜労働や休日労働の残業代も支払いが必要ない!そもそもそういう概念がない!)

 現在の話は、年収が「平均給与額の3倍を相当程度上回る」という条件で、年収1075万円以上ということ。

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 まず私、裁量労働制も高プロ制度も、悪い精度制度ではないと思っています。
 でも! 年収1075万円これ、低いような気がします。

 中小企業なら、「ものすっごい高給」に見えるかも知れません。
 あるいは、大手でも新入社員なら、大卒初任給20万円として、ボーナス込み年間18ヶ月(給料12ヶ月+ボ6ヶ月)でも、年収360万円。、「ものすっごい高給」に見えますよね。

 でも、上場一部の老舗企業なら1000万円という数字は、課長になり立てレベル。成長企業なら40歳前で達成している年収です。
 ・・・この層以上で、思いっきり思う存分思うがままにやりがいを感じながら仕事している人は「高プロ制度」でもってやりがいバッチシ!
 でもっ! そうでない人が多すぎる、はず。

 1500万円レベルじゃないと、ワタシ的には受け入れがたいなぁ。
 というのは、40歳くらいから定年60歳・あるいは65歳までフルパワー出せる環境の人って少ないんですよ。(介護離職とかは典型的例だけど、配偶者の病気とか子どもの不登校とか・・・)
 1500万円レベルだと、そういう問題をお金で解決できる(家政婦雇うとか)。
 でも、今の基準の年収1075万円は厳しいなぁと。

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 というわけで、私は、今の基準額なら反対ですっ!
 将来基準が下がるであろうということを推測するならば、まずは年収2000万円とか1800万円とか。(正真正銘、管理職といえるレベルですね。取締役が視野に入っているような人 → これが将来下がって1500万円レベルくらい。制度が熟知されて問題がなければ1200万円くらいか?)

 もう古い話のなので書いちゃいます。
 15年か20年くらい前に金融関係にお勤めの方がいました。課長になり立ての頃。
 年収は当然1000万円を遙かに超えていた。でも、ご存知のようにいろいろ合併、3社くらいが引っ付いた上に、本体の金融グループも統合して、さらに!!! その方、ガンを患いました。・・・充分に働けない状態。
 こういう方も高プロになるわけですね。・・・つーかそもそも管理職だけど
(ちなみにこの方はもうすぐ定年です。とりあえず)

 ちなみに、この制度に批判的なマスコミもよくこれを記事にします。
 が、マスコミ系って、給料高いんですよね。(その分、いろいろ出張というか張り込みというか貼り付けというか、何て言うのか知らないけど、取材が大変らしいけど)
 35歳で1000万円越えている人もいました。突然の取材張り込みで、回りにコンビニもなくて、奥さんが遠くまで下着や食料をもっていったなんて話を聞いたことがあります。

※マスコミ系は給料が高いと書きましたが、それは大手だけの話。
 しかも大手でも実際の取材は、各地域にバイトというか契約社員というか登録型派遣というか、そのとき限りの人材を確保していて、派遣で使っているのが実情です。
・・・時給換算では良いみたいだけど。(前に、「突然、バイトしないか?」という連絡が入るというカメラマン照明係という人がいました。)

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 裁量労働制も高プロも悪い制度ではないと思っています。
 でも、年収基準が引きすぎる、と思っています。
  ・・・働き方改革というよりは、タダ働き改革だよ〜

 柔軟な働き方をどうするのか? 半分休みで年収半分でも良いんですよ〜(→かつて介護のために会社を辞めた私としては。柔軟な働き方をしたい訳)

 そういう設計を抜きに年収だけで制度を導入するのなら、年収基準はもっと上にしないといけない、と思っています。

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