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2017/06/13

今どき年金生活、月収イメージ図→素敵老後を考える♪

 老後生活=年金生活のイメージって、具体化してますか?

  ・・・まぁ「年間収支と貯蓄計算」というライフプランが私の本業ではありますが、そんなに毎日毎日、「ライフプラン作ってください」という仕事がある訳ではありません(^^;)

 今は、本屋さんに行くと「定年前後の年金まるわかり」みたいな本が一杯あるので、大抵の皆さんはそれなりにご存じだとは思うのですが、たま〜に、昔の年金イメージ、すなわち、親の世代の年金イメージをもたれている方がいらっしゃったります。
 というのも「報酬比例部分に定額部分」、こういう言葉そのものを知らない人も結構いらっしゃるのですよ。・・・専門用語ですしね〜

 なので、具体的にグラフでお教えします! > なんて親切♪

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 以下ここでは、満額年金=報酬比例+定額部分、としてお話しします。
 モデルは、3歳年下の奥さんをもつご主人=大卒で就職して定年を迎える・奥さんは数年間くらい会社員勤め(結婚時に寿退社)という設定。

 でもって、退職直前の現役中は年収600万円なら月50万円相当だし、年収800万円なら67万円相当。(もっとも、税金とか保険で手取りにすると2割くらい減りますが……)
 こういう、月50万円の生活がどうなるか? 老後収入をグラフにします!
(先に結論書くと、半分以下になっちゃいます、はい。)

 昔の人はどうだったか?
 15年前に60歳定年退職した人、すなわち、今後期高齢者になろうとしている人の年金はこんな感じでした。
Rougo20171
【昔は60歳で支給開始(満額)だった】
 15年前に定年退職した人は、60歳で定年したらすぐに、年金が満額貰えましたのですね~。さらに当然、奥さんも60歳になったら、奥さんの分が貰えるようになりました。
 でも今、年金支給開始の年齢がちょっとずつ引き上げられてます。。。ご存知のように(;_;)

 で、今まさに定年退職する人・直前の人だと、2〜3年間は無年金。その後、報酬比例部分という部分年金
  →65歳までは満額年金が貰えない(;_;)
 Rougo20172
 二つのグラフを比べると、無年金部分が苦しいですよね〜 だから、皆さんここで、再雇用!
  →選択は主に2種類。

 (1)無年金期間だけの再雇用と、(2)65歳まで再雇用する人
   →どっちかが多いの。なので、そのグラフ

   再雇用の収入は、月25万円で、ざくっと入れました。←週10~40時間勤務とかいろいろある所が多いし。(高齢者雇用給付というのもあるんだけどそれもここに含めるということで)

Rougo20173
Rougo20174
 どっちもちょっと厳しい〜(;_;)

 もちろん、長く働く方が収入は増えます。が、しかしっ! グラフを見て分かるように、63歳で「部分年金貰えるようになって随分らくになった」と思いきや、65歳になって当然、働くのを止めると収入減=マイナス10万円のショックがやってくる!
 ・・・これ気づいてない人結構多い。(でも時間が一杯できるんです♪ 時は金なり、ですね)

〜〜〜〜

 昔の人は、「年金生活になったから・働かなくなったから」で気持ちの面でも時間的な面でも綺麗にすんなり、切り替えられたのですが、今は、中途半端な「再雇用期間」というのが出来てしまったんじゃないのかなぁ、、、と思ってます。

※中途半端な再雇用ではなく、素直に「定年延長」=ずっと現役の会社にお勤めの人は、おめでとうございますと言いたいですね〜
 →これも増えてきてはいる。とくに中小企業とか。

 で、老後設計のポイント!

 →無年金だから働くとか、年金貰えるから働かなくてもいいとか、
  そんな問題じゃなく、数字やグラフで理解しておくこと、ここが大事。
  その上で、再雇用をするのかしないのか、というものを考える

 65歳までの生活設計が、その人の老後人生を決める! と私は思ってます。
   ↑
 (サラリーマンの場合ね)

 繰り返しておきますよ〜
  == 自分にとって、再雇用ってどういう位置づけか? ==

(働いているからと、収入50万円の現役のままのお金の使い方すると、とんでもない赤字。あっという間に貯金がなくなりますっ! 年金生活準備期間と思ってくださいね)

 逆に言うとね~~~、再雇用なんかせずに、とっとと辞めて、貯金取り崩しちゃっても良いんです。
 もっと言えば、なぜ、定年まで勤めているのですか? なのですよ。
 さらに言えば、年金満額までで、ホントに大丈夫? でもあります。

 →個人的には、定年なんて自分で決められたらいいのになぁなんて思ってたりします。
  ・・・今、人手不足だそうだし

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 定年直前になって「年金まるわかり」を読んで
 “ええっ〜”みたいな事がありませんように♪

 とりあえず、再雇用で
 やっぱり“ええっ〜”みたいな事もありませんように♪

 ちなみに私がシミュレーションする時は、
  →当然ながら、税金・保険を引いた「手取り」で見ます。
   まぁ、年金だけならざくっと1割なくなる、人によったら2割無くなる、
   と思っておけば、よろしいかと。

 でもって、私の本当の仕事は、このシミュレーションのあと、です

   〜 どんな素敵な老後にしますか? 〜

 こうやったらお金が殖えるとか、得するとかじゃなく(→いやそれも多少は含むんだけど)
「どきどきワクワク」どこでどのくらい考えますか? って所がポイントなのです♪

  ・・・それが無いと素敵な老後がやってこない、と思ってます(^_^)v
    そのためにライフプラン作りがあるんです。
    逆にこれがない人は、残念な老後!!

 素敵な老後にしてくださいね♪

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(今日はちょっと長かったけどきれいにまとまった気がするぞ)

追記【2017年8月と10月】
 年金機構が、
「振替加算の支給もれ」を発表しました。元公務員の妻を中心に約10万人が対象で過去最大規模、約600億円の支給もれと言われています。(→「消えた年金」に比べると少ないですが・・・)
 要注意なのは、夫が公務員(私学共済)、妻が専業主婦(厚生年金20年以下)で65歳以上
 ・・・もし昔の裁定請求書や支払い通知決定書で、「振替加算がゼロ」になっている人は対象者の可能性があります。

 で、何にもしなくても、年金機構から、2017年11月上旬に「お手紙」が着た方はラッキーです♪・・・いやいやそういう問題ではないですね。年金機構では問い合わせのフリーダイアル増設などを行っています。気になる方は、自分の年金番号やマイナンバーカード(個人番号カード)と一緒にお問い合わせを!

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