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2016/12/20

みんなが「百科事典」を買った時代! 家にありましたか?

(先ほどのベネズエラインフレの話だと、面白くない人も多いので、今日はもう一本の身近な話題の記事です)

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 百科事典、家にありますか? ありましたか? 

 今(というかもうピークは過ぎたと思いますが)、粗大ゴミに出されている百科事典をよく見たことがあります。
 ちなみに、私の実家にはまだ百科事典がずでんと並んで置かれています。もうインテリアです(^_^;)

「なんで、百科事典なんて買ったの?」
 不思議だったので、親に聞いてみました。そう! 昔、友達の家に行ってもどこに行っても、百科事典があったのですっ!
 それも、決して安くない価格! 初任給給料の1割とかの月賦払い(今の価値なら月1〜2万円の24回払いとか)。ずーっと、不思議だったのです。

(以下、親から聞き出した結果として・・・)

時代は戦後すぐのころ。
  「四畳半一間の長屋暮らし」や
  「部屋の間借り」がフツーだった時代。
 こんなときに団地ができました。市営団地・府営団地・公団の団地。
「まるで、外国みたい♪」と当時は人気でした。もの凄い抽選倍率。
 その後、住宅ブームが来ました。昭和50年代からバブルがはじけるまで。いわゆる新興住宅地ってやつですね。
   「『この辺には何もなくて』。。。自転車で15分のところに
     スーパーもやっとできたばかり」
みたいな時代。

 この頃、家を新築する際に、洋間を作る家が増えました。で、洋間にテレビ&ステレオを置く。そうするとソファーがいる。
 →だから家具屋さんが儲かりました。

 洋間に応接セットがあると、本棚が欲しくなる、
 本棚を据え付けると、揃った本をいれたい。しかも、学校教育が進んできた。子どもは何でも聞いてくる、なのに答えられない。
→百科事典が売れたのです。
 当時大手の出版会社は百科事典作りに力を入れました。
(相当な数の営業マンがいたと思います。「百科事典が月賦で買えますよ」って)

 団地→新興住宅地→洋間→ソファー・本棚→百科事典!
 これ、まるで、『風が吹けば桶屋が儲かる』みたいな話でしょ。これが日本中で起こったのです。

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「他に、百科事典みたいな感じで買った本ある?」と本棚を見ながら親に聞いてみました。
 “家庭の医学”と“広辞苑”かなぁ、、、、と。

 インテリアとしての本!
 昭和50年のというと、1975年、今からおよそ40年前ですね。
 今、本が売れない・街の本屋さんも20年前の三分の二とか言われてます。ですが、こんな時代もあったということで。。。。
 ちなみに、家具屋さんも青色吐息ですね。今や、ニトリとかで買う時代、つーか、家具らしい家具を買わなくなった時代です。

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 株をやる人は、ライフスタイルの変化というのは絶対に避けて通れません。
 入社早々から積み立て投資で、40年後くらいの定年時の「自分年金作り」にはこの観点が必要です(とくに、確定拠出年金が最近の話題ですし)。

 で、今や、洋間はリビングに変わって、LDKへ。すなわち、応接間から居間に変わりました。今応接間のある家は、たぶん子どもの勉強部屋か倉庫代わりの部屋に変わっていると思いますが、当時みんな「そんな生活に憧れた!」・・・ここもの凄く大事な部分。
 今の日本は、「憧れるような生活が無い!」

→「豊かになった証拠かなぁ、でもちょっと違うなぁ」とまだ答えが出ていません。

 以前は、生活が多様化してきた、とひと言で済ませていたのですが、それじゃいけない。

 ということで、昔の本をひっくり返してきた結果が【耐久消費財としての子ども】。
(→長くなってきたので、明日に続きますm(_ _)m)

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