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2016/11/08

誤解が多い年金44年特例、正しい「ゆとり老後」の作り方

年金で得する話のひとつが44年特例。
このブログの右の検索フレーズランキングを見ると、44年特例関係の検索が結構増えてます。10位までのランキングのうち三つが「44年特例」

この制度、ご存じない方のために簡単に説明すると、
  厚生年金・共済年金で、44年=528ヶ月加入して納めた人は、定額部分をすぐに貰えるというもの。65歳満額まで待たなくても良い♪(高卒の人とかなら63歳から満額)
もし年下の奥さんがいれば、加給年金をあわせると年120万円くらい(定額部分80万+加給40万)お得になる。

(※厚生・共済で一元化したものの、これは合算はしない。それぞれの制度で44年ある人が対象)

でも! これを申請するには、厚生年金を外れることが条件です。すなわち、再雇用で働いたらダメ(アルバイトなんかはOK)

→そう、辞めないならこの特例は使えない(;_;)
  結局、使う人って結構少なかったりします。
  再雇用で働く人には関係なくなるんです。

再雇用で、月15万円=年収180万円・厚生年金加入アリだと、この44年特例は使えません。
再雇用収入と、特例で早く貰える分との差、例えば、5万円の差で働くか働かないかを決めるということになる!
・・・アナタならどっち、選ぶ? ここが最大のメリット。

「嫌なら辞めても、そこそこ貰えるじゃん」という気持ち。
「44年特例って言っても実際に使えないじゃん。今までと同じ仕事なのに安くこき使いやがって。。。。ブツブツ」
・・・アナタならどっち? なのです。
実際には、5万の差じゃなく、10万以上差が付く人がほとんどでしょう。

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「慌てることはありません! 辞めたくなったときに44年特例使えば良いんですよ♪」
それだけのメリットを持った人なのです。
  →このメリットはかなり大きい! 

一方で、何かやりたいことがある人! やりたいことが出来た人!
少々のお金を犠牲にしても、時間が早く欲しい人には、とっとと辞めることをオススメしています。

もちろん、お金の問題は無視できませんが、「自分の好きなことをやった方が勝ち!」と思ってます。
好きなことができる! これを考える準備期間・これからの長〜い老後人生の準備の時間を「余裕を持った気持ちで作れる」のが、44年特例対象者の最大のメリットであります。

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ゆとりある老後! このゆとりは、金銭だけじゃありません、

金銭的なゆとり」「時間的なゆとり」、「精神的なゆとり」、
・・・三つ合わせないと、ゆとりある老後はできません

(→ライフプランを作るときの基本だとは思っているのですが、FPの教科書にはあまり、というかまず、書かれていません(^^;)
 ・・・ライフプラン専門のFPだから言えることっ! なんて書いておこうっと。)

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