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2016/09/06

貯金1000万円あると、特養には入れない?(老人ホーム入所指針の現実)

「貯金1000万円あると、特養には入れないのですか?」

こう思う人が(も)増えてます。
というのも、今、入所系介護サービス(ショートステイを含む)を受ける時に
「通帳見せろ!貯金どれだけもってる?」
と聞かれるからですね。「貯金額で、料金が変わるからです」なんて言われるから。

(ちなみに、特養料金は 月8~13万円、 老健はプラス3万円 ところでしょうか。あとおむつ代とか食事のとろみ代とか別途徴収の分もあったりする)

答えを先に書いておきます。

(1)貯金が関係するのは、負担額(負担限度額)で、減免規定が使えるかどうか。
   一人で貯金1000万円、夫婦で2000万円 ←世帯分離も含む実質の夫婦

(2)収入が関係するのは、負担割合(1割負担・2割負担)
   (滞納が長引くと、ときに3割負担)
   2割負担の境目の目安は、世帯収入が年金のみとして、
    単身 280万円以上 ・ 夫婦 360万円以上(妻専業主婦の場合)

で、特養入所基準には、貯金も収入も関係ありません。
(たぶん、どこの自治体でも同じハズ。ただし下記3の特記事項の加点加算という“さじ加減”ってのに影響しているのかどうかはよく分からない。)

以下の判定をもとに、点数の多い人から優先して入所できるようなります。
下記は神奈川県の例。

1 要介護度 (要介護5=40点 ~ 要介護1=10点)

2 介護者の状況(以下 抜粋)

  身寄りがない・家族等がいても疎遠       40点 
  介護する者はいるが、要支援状態、高齢    25点
  など

3 特記事項  各施設の判断により、点数を加算

(例) 1) 自傷行為、不潔行為、常時の徘徊など
    2) 膀胱留置カテーテル、経管栄養、酸素療法等の医療的処置
    3) 住居環境(住宅改修が困難)が介護に適さない場合
    4) 介護保険の居宅サービス(訪問介護、通所介護等)を利用しても
      在宅生活が困難
     すでに、介健施設や病院等に入所(入院)している。
    5) 入所待機期間が長期
    6) 施設が所在する市町村か近隣市町村に入所希望者または家族等が居住

ま、実際問題、要介護4か5。家族がいないか高齢(老老介護)。
これで、老健や療養施設に長期入院で、すでに、訪問介護を受けて、そこそこ長い時間待っている。
というような人が入れると言うわけ。
~~~~
同級生に老健に勤めている人がいます。

オレ「老健の入居者って、出て行ったらどこ行く」→(家に戻る・他の老健・特養など)
友人「俺んとこは、特養待ちで(いくつかの老健など)たらい回しになってるっていう人が8割くらい。」

ということでありました。

【関連記事】
介護保険の自己負担、高所得者は1割→2割に (2015/01/09)
順番待ちで入れない!特養ホームの入所選考指針 (2011/02/17)

~~~~

でね、もっと恐るべき事! が入所施設の中で起こってます。

 「今度、入所料金上がります」(理由は下記※)
 「えっ、困ります。」
 「じゃ出て行ってください」

こういう例が確実に増えていってるはずです。

※(料金が上がる理由)
  上の貯金1000万円で減免規定が使えなくなった。月9万円→13万円。
  遺族年金が収入算定に入るようになったので減免規定が使えなくなった。
  老朽化で建て替えた。しかし、多床室は無くなり個室ユニットだけ。月4万円アップ
  それと、改定のたびにちょっとずつ上がる食事代ほかの料金とか

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