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2016/07/06

賃貸を持つ夫が亡くなった! 準確定申告は4ヶ月以内

ま、賃貸不動産に限らないんですけどね。
所得のある夫が亡くなった。→所得税とか相続税とかどうなるか?

不動産ってのは、普通は毎月毎月、収益を生んでいきます。
 不動産そのものの相続と、収益の所得、この二つが関係してくる訳です。

だから、本当は、相続前に遺言書で、不動産を誰に譲るか決めておいた方が無難です。
預貯金・株式は、法定相続になっても、あとテキトーに分けてもどうっていう問題はあまり生じないと思いますが、不動産は違うのです!
(相続で揉めないんだったら良いですけどね)

不動産は誰の物になるのか? 配偶者なのか子どもなのか。
・・・ちょっと前にお聞きしたのは
  「母は認知で特養。だから兄が不動産を取って、現金を母にした。
   でも、私には・・・。しかも、母の貯金が1000万円越えるから
   特養料金が上がる。母不動産、兄成年後見が良かったのか?」
   みたいな。

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まず、本人が死亡したら、不動産の名義を次の相続人に変えないといけません。
で、それまでの本人の所得を計算して、4ヶ月以内に「準確定申告」。
残りの12月末までの分は次の所有者の所得になって、これは普通の確定申告(3月)

 でもって当然、銀行口座とか、いろいろな契約とか、亡くなった人の名義をドンドン変えていかないといけない。・・・結構、面倒そうだ

 相続で揉めたら、全部ストップします。不動産も銀行口座も名義変更ができない。(電気・ガスは変えられるかな。)
 準確定申告4ヶ月。結構短いです。

 相続税の期限は10ヶ月ですがこれを過ぎると、賃貸という「事業用」資産の相続税の特例も使えなくなりますから、賃貸不動産を持っている人は、遺言書か何かで次の相続人をはっきりさせておいた方が良いと思います。

 たぶん、最ももめるのは「売って現金にして分けよう♪」という人と「そのまま賃料が欲しい」という人がいるからもめる。で、「現金がなくて不動産が分けられない」
 ↓
(1)共有名義で賃料収入も分けあう
(2)賃貸の空室があればそこに相続人が引っ越して、自宅を売って現金にする
(3)他の相続人に、分割払い! これで納得して貰う
(4)取りあえず、配偶者(親)に全部相続して貰って問題先送り
    (→二次相続でも相続税がかからない時ね)

 ま、いろいろ方法はあると思うのですが、死んだ人から見れば、財産を遺して家族がもめる! なんて嫌じゃないですか。だからその辺りも考えて、一応、遺言書あった方が良いと思いますよ。
 →揉め始めると話し合い自体ができなくなりますから。揉めなくても本人が海外駐在で日本にいないとか、大病して入院→リハビリ中とか、まぁいろいろあったりするわけで。(亡くなった人が85歳・相続人の子どもが65歳とか全然珍しくないですし)

 相続税の計算・準確定申告が自分でできなければ税理士さん
 不動産の名義変更は、司法書士さん(←遺言書とか遺産分割協議書があれば、自分でもできないことはない。法務局です。)

 亡くなった人がぜーんぶやっていて、他の家族(相続した家族)は、資産とか経費とか全然わからない、なんてこともよくあります、フツーにあります。遺族が大変です。

・・・「介護で中途半端に寝たきりになるよりは、、、、」とか思う人もいるんだろうな。

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