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2016/03/04

図解で簡単!年金カット4つの計算式(在職老齢年金28万円の壁)

「ねんきん定期便を見ると、65歳までの年金が月10万円
  再雇用で月給が30万円だから、合わせて40万円♪」

な〜んて思っていたら、【在職老齢年金制度で、年金が6万円カット】されて、年金が4万円に! → 給料と合計しても、34万円
  ・・・取らぬ狸の皮算用だった!

これ、知らなければ「詐欺だ!」なんて思って憤慨する人が今でも相当いらっしゃいます。

 【在職老齢年金制度】、だいぶ有名になったと思いますが、世の中の年金本を見ても・年金機構のHPを見ても、な〜んか計算式があってよく分からないですよね。これを簡単に説明します!

【基本1】
 この年金減額の話=在職老齢年金制度は、
   年金を貰って、かつ、払う人(給料のある人)です。
 だから、バイト収入や不動産収入など、他の収入には関係有りません。
 また、 65歳までは、通称「低在老」、
     65歳からは、通称「高在老」と言います。計算式が変わります。
       (28万円の壁が47万円の壁になると思っておけばまず大丈夫♪)
  ・・・・今日の話は「低在老」です。

【基本2】基本月額は年金額のことで、「特別支給の・・・」と呼ぶやつ
 ただし、加給年金の約40万円は入りません。
 加給年金とは、専業主婦とかの年下妻が65歳になるまで貰える扶養手当みたいな物です。定額部分支給時(普通は夫65歳以降から)に支給されるやつ。

(※加給年金の支給は普通65歳からなので、この「低在老」の記事には関係ないのですが、実は「44年特例」とかで、65歳前に満額で貰う人もいるのです・・・ここ分からない人は無視してねm(_ _)m)

【基本3】・・・これ注意!
 総報酬月額相当額は、ボーナスを含みます。
 過去1年の平均報酬です。なので、60歳で定年退職後、最初のうちは年金ゼロ!の人も多いです。

=====では、「65歳未満の在職老齢年金(低在老)」の本題です。

(1)(給料+年金)が28万円を超えたら、超えた分の半分がカットされる、せこい制度のこと!

一般的なサラリーマンだと、報酬比例の年金10万円+再雇用給料20万円。こういう人なら、この説明で十分OKです。

でも正確にはちょっと違います。それを今回はきちんと説明しますね。
どんな時に(上の説明では)違うかというと、

(2)年金ゼロが最低、マイナスにはならない。・・・・これは当たり前♪
 報酬比例の年金10万円+給料38万円だったら、超えた分が20万円。
 この時に年金がゼロ。これ以上給料を貰っても給料の方から減らされるってことはありません。
・・・『(給料+年金)が28万円を超えたら、超えた分の半分がカット』じゃおかしいでしょ。

(3)年金だけで27万とか28万円とかあって給料が20万円。合計で47万円を超えた時
 こいつがややこしい。47万円の壁があるのです。

で、年金機構のHPやその手の本を見ると、「低在老」の計算式は次のように4つ示されています。これ、先に図を見たら分かりやすいと思います。(下の図です、長くなってゴメンナサイ)
  >でも、頑張って描いたんだよ、オレ。誰か褒めて♪

 ●基本月額と総報酬月額相当額の合計額が、28万円以下の場合
   →全額支給
 ●総報酬月額相当額が47万円以下で基本月額が28万円以下の場合
   →基本月額-(総報酬月額相当額+基本月額-28万円)÷2
 ●総報酬月額相当額が47万円以下で基本月額が28万円超の場合
   →基本月額-総報酬月額相当額÷2
 ●総報酬月額相当額が47万円超で基本月額が28万円以下の場合
   →基本月額-{(47万円+基本月額-28万円)÷2+(総報酬月額相当額-47万円)}
 ●総報酬月額相当額が47万円超で基本月額が28万円超の場合
   →基本月額-{47万円÷2+(総報酬月額相当額-47万円)}

Zaishokurourei

〜〜〜〜
もっと書きたいこともあるのですが、あまりに長くなったので・・・・
最後にひと言!

「最後のボーナスは使うなっ!」です!!!!
  ・・・上の【基本3】でカットされるし。退職金額が分からない人はとくに!

しっかり老後計画を立てて下さいね♪

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