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2016/02/12

車が水没! 雑損控除が実際どれくらい使えるか?

(以前にも書いたと思うけど、確定申告を前に質問があったので・・・税金の雑損控除の話)

この数年、災害が多いです。先週は桜島がまた噴火したし、台湾では地震。少し前は堤防決壊だし、その前は土砂崩れだし。
他にも噴火や地震、、、こんな時に例えば自動車が被害にあったなんかの場合の話をチョー簡単にまとめておきます。

最初に結論書いておきますね、

 200万円の自動車が損害があったら、30万円ほど税金まけて貰えるときもある、
  みたいな・・・こんな感じ。

========

例年だと年収1200万円で、いろいろ引いた控除の残り(課税所得)が600万円として、これに税率20%で、所得税77万円。

これが、災害にあって中古時価200万円の車が水没すれば、かつ自動車保険も出なければ

・・・(下の計算をすると、)
   所得税が、例年なら 77万円のところが、28万円に安くなる!!

 →表題からすれば、雑損控除は使えるけど、時価200万円の車が
  なくなって、税金が28万円安くなる、みたいな・・・

災害にあって可愛そうだからちょっと税金安くしてあげるねという、、、、
はっきり言って、災害にあったことからすれば、どーでもいいおまけの制度です。
こんなこと言ったら叱られますが・・・m(_ _)m

(なお、実際には中古価格で計算するわけではないし、他にも突っ込み
 どころがあるのですが簡単のために省略。なお、引ききれない場合は
 3年間の繰り越しが出来ます)

それよりも、災害にあったら、自治体が行なう「被災者支援」の方をまず頼りにしましょう♪

場合によれば、被災者支援法が適用になってそちらの方が有利なこともよくあります。

====一応、雑損控除のことを書いておきます。

所得税は給料からいろいろな控除(扶養控除とか)を引いた残りにかかりますが、この計算時にさらに引ける控除のひとつが雑損控除。

どんな時に引けるかというと、国税庁のHPを見ると、
 

>  雑損控除;
>   (1) 震災、風水害、冷害、雪害、落雷など自然現象の異変による災害
>   (2) 火災、火薬類の爆発など人為による異常な災害
>   (3) 害虫などの生物による異常な災害
>   (4) 盗難
>   (5) 横領

ただし、詐欺や恐喝は入りません!! で、かつ、「生活に必要なものだけ」!

必要なモノ=具体的には、家屋・金銭・自動車など
最近(H26年以降)になって、ゴルフ会員権・貴金属書画、骨董もダメになりました。

それと、事業関係も入りません。
   > 棚卸資産若しくは事業用固定資産
で、棚卸し資産すなわち、在庫とかですね、こういうのは事業の方で特別損失として計上するとかになってます。

で、控除できる金額は、

    (1) (差引損失額)-(総所得金額等)×10%
    (2) (差引損失額のうち災害関連支出の金額)-5万円
                 ↑
               取り壊し・除去費用とか

  →分かりやすく書くと、
   (1) 普通のサラリーマンなら数十万円くらい
   (2) 災害で、実際に現金が出ていった分(免責5万円)

で、戻ってくる額は最初に書いた、最大の額は払っている所得税額、です。

※なお、FPは個別具体的な税金計算はできません。税理士法にひっかかります。
  自分で確定申告書見ながら、頑張って書いてください。

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