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2016/02/04

ハイパーインフレが起こったとき何が起こるか? 今ベネズエラで起きていること

先週末から、日本はマイナス金利の話題が目白押し!
でも最近私は、、、、最近といってもここ2~3年のことですが、「ベネズエラ」のニュースが気になっています。こちらはハイパーインフレ。

別に、私の知り合いがベネズエラはもちろん、中米・南米いるとか住んでいるとかいうことは全然無い、というか、むしろ、遠い国なのですが、ハイパーインフレになったらどうなるか? とても気になっています。他山の石にできるかな、と。

ベネズエラでは、ハイパーインフレ 200%越え!
(元ネタは、ちょっと古いけど、下記に書いてあるcnnニュースより。2ヶ月前のニュース)

ベネズエラは、南米の国。北米から行くとするとパナマを越えて初めての南米国がコロンビア、その東側がベネズエラです。(コロンビアの西側がエクアドルとペルー)
もともと、外貨の9割以上を原油輸出に依存している国で、OPEC加盟国でもあります。

でもって、原油安! この所、テレビニュースでも良く出ますしこのブログでも書いていますが、原油価格が2~3年で1/3以下。1バレル(1樽)=100ドル超えていたのが、今や、30ドル。

品物として、例えるならば、
  自動車で例えるなら、300万円で売りたいのに、90万円でしか売れない。
  パソコンで例えるなら、12万円で売りたいのに、4万円でしか売れない。
こんな事態。

だいたいベネズエラでは、この10年くらいは、元々インフレ率が10~30%。これが昨年は150%を越えて、今年は200%を越えると予想されています。(←IMFがそう言っているという、cnn.comのニュースから)
http://money.cnn.com/2015/12/07/news/economy/venezuela-worst-economy-elections-economy/
・・・ちなみに英語です。
  元々のニュースはスカパー同時通訳で見たからね>私(^^;)
   cnnで時々、取り上げられるんです、ベネズエラ。

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こんなわけで、原油価格の下落で、国が崩壊してしまいそうな勢いなベネズエラ。
なにしろ主要外貨獲得手段が原油9割ですから。

で、何が起こっているか?
  ・昨年12月に、与党敗北(元チャベス政権=反米路線、敗北)
  ・商店には品物がなく、いつも行列
  ・国民が国外へ脱出→隣国へ
  ・治安悪化、当然、職も無し

しかも、外貨がないから輸入品が買えないし、国内経済が回っていない。
どれが「鶏と卵」なのか分かりませんが悪循環に陥っています。

ちなみに、海をこえたベネズエラの北にあるプエルトリコ(カリブ海)は、夏にデフォルト宣言しました。

【2016.5.22追記】
 ハンバーガー1個2万円。コカコーラ停止。
 断水・デモに略奪(←並んでも変えなくなったから暴動へ)。
 新政権も失脚寸前、非常事態宣言! 崩壊間近か? 

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ギリシャ問題の時は、商店への行列のニュースはあまり見ませんでした。しかし銀行封鎖されたので預金が流出して、貴金属やビットコイン?!に流れました。
(モノがなくなったわけではないので、今から考えるとまだマシだったと言うことでしょうか?)
でも、ロシア危機(エリツィン大統領時代)のときは、モノが無くて行列が一杯できていましたね~。

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アメリカの金利引き上げ!
これ、アメリカからお金を借りた国が、どうやってお金を返そうか=どうやってドルを稼ぐか?に帰着するわけで、とりわけ、国内産業が育たずに、もっぱら資源輸出で外貨稼ぎを頼っていた国は、大変なわけです。
  ・・・ということは、ブラジルとかも大変になるのか?
    南アはまだ金(ゴールド)だからマシ?

さて、日本もこれから20年後、どうやって外貨を獲得するのか?
  家電・半導体は随分弱くなってしまいました。
  原発輸出は、どうも反対論が多いようです。高浜再稼働しましたが・・・
  自動車はまだ頑張れる? 鉄道(新幹線)は?
   ・・・ソフト産業がいまいち発達しなかったのはナゼ?

今後直近で期待できそうなのは、観光業と農産品の海外輸出でしょうか? それでも20年後どうなっているか微妙です。
ただ、何にせよ、どうやって外貨を稼ぐか? これは重要な問題です。

ある意味、今の日本の繁栄(高度成長期の繁栄)は、団塊世代が「24時間働いて!」、外貨獲得したことで得られたもののような気がします。

  →今、24時間働けますか? なんて言ったら、即ブラック企業ですね♪
   「社畜」とも言われます。
   (当時はそれだけ、会社に誇りをもって、かつ、信頼して尽くしていたわけです。
      “我慢してガマンして長年会社に尽くせば、定年退職で大きな
       退職金と年金が貰えて“バラ色老後”だったのです)
  →最大の問題は、将来の稼ぎ頭を次世代に引き継げなかったこと
   =将来の日本を真剣に考えていなかったこと、であるような気がします。
    だから、バラ色老後が消え失せた。
     ・・・つーか、元々バラ色じゃなかったのに、バラ色に見せるために
       過度に若年者を犠牲にしてきたんだと思ってますよ、部分的には。
       非正規が若年層に偏って起こった=年功序列を維持しようとした
       って訳ですから。
        =正社員は労働法上、簡単には辞めさせられない
        =だから、賃金解雇法案を通したがっている人がいる
   =若年者の雇用が不安定なせいで、少子高齢化が止まらない。

   ・・・ワークシェアリングは一つの解決策だと思っていたけど
     あまり話題にならなかったのが残念です。

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ま、あまり不安をあおってもいけないので、書いておきます。
日本の借金が1000兆円を越えたと言っても、国債の9割は国内で消化されているし、その原因は社会保障費なので、日本でぐるぐる回っています。ドルが必要な訳じゃありません。

外貨が必要なのは資源と食料!
日本の場合、資源輸入は避けられないことですが、自給率向上はまだまだ望めます。
TPPによる競争力強化(短期的な一次産業への打撃)と、自給率の問題は別ものとして考えるべき。現在、カロリーベースの自給率は4割。生産額ベースで6割の自給率。

  ・・・それに、食品廃棄! 今日も別件で冷凍カツがニュースになっていましたが、
    食品のうち約3割ほどが廃棄されていると言うことなので、この問題に取り
    組むだけでも自給率は向上するはずです。

自給率はともかく、食料関係での黒字化&拡大化 ← これも一つの安全保障です。

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