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2016/01/14

安心か安心【感】か、負担軽減か負担【感】軽減か

ちょっとした日本語遊びみたいな話題(でも真面目なお金の話題です)。
昨年秋から、ひっきりなしに「軽減税率」の話題が出ています。
で、この時に出てくる言葉。「負担軽減」と「負担感軽減」、
ニュースではどっち使っているか皆さん分かりますか?

新聞を注意深く見ている人は分かりますね。後者の「負担感軽減です」。
なぜなら、5%→8%→10%のうち、8%のまま留め置くというだけで何ら軽減されないからです。
  ・・・言葉遊びみたいでしょ♪

現代社会の消費生活では、99.9%が、「自分のお金と物やサービスの交換」です。
では、その時にどんな機能を買うのか?物やサービスに付随する機能は何なのか?
  ・・・○△なのか、○△感なのか? 【感】が付くのか付かないのか、

これ、結構面白いテーマだなぁ、と思っていたところに出てきた「負担感の軽減」!
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実はちょっと前、昨年秋に、NHKの90周年記念ドラマ経世済民で「小林一三」が取りあげられていました。(小林一三は、阪急電鉄・宝塚歌劇を作った人ですが、)このドラマの中で、使われていた言葉がずっと、私のキーワードになっていました。安心と安心感の違いです。

小林「線路を敷くのにどれくらいかかる?」
  「線路には柵があった方が、安心感が増しますよ」
小林「『安心』が増えるのか? 『安心感』が増えるのか?」
  「安心感です」
小林「なら、無駄だ! 安く作れ!」
みたいな会話がありました。
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例えば、
今の親は子どもに携帯電話、それもGPS機能付きの携帯電話を持たせる親も多いと思いますが、これ、「安心が増えますか?」「安心感が増えますか?」
  ・・・後者ですね。だから、せめて防犯非常用ブザーのついた
     携帯電話にして下さい。
例えば、
自動車のドライブレコーダー。最近購入の人は結構装着するだろうし、後付けする人も多いでしょうが、これ、「安心が増えますか?」「安心感が増えますか?」
  ・・・これも後者。もっとも、「やった・やってない、お前が悪い」と、
     後から証拠確認・状況確認に使えますので、他の効用もありますが、
     とりあえず事故に対しての安心は増えません。

他にもあります。
消費生活の落とし穴ですね♪ 高い物が良い物の法則。
 ・高い学習塾の方が成績が上がるとか、
 ・ブランドマークの入っている方が良い品だ、とか
 ・高い料亭の弁当の方が美味しいとか、・・・いやまぁ美味しいけど(^_^;)

  ・・・実際に、値段相応の価値があるのかどうか、しっかりと見極めなきゃ
     賢い消費者とは言えません。
     高い物はそれだけの価値があると分かってから、使って下さい。

値段に見合ったその価値をしっかり見極めること=賢い消費者には必須です♪
でも、高い物ほど元々、縁がないから難しいんですよね〜
こう書いている私自身、あまり自慢は出来ません m(_ _)m

まぁとりあえず、「負担感軽減の軽減税率」。
増税しません&全然軽減されないのに、なんか負担が軽くなるような魔法の言葉。
この言葉を作った人は相当、偉いなぁと思うわけで。
【〜感】・・・日頃のお買い物でも、大きな買い物でも、増税でも、要注意!

お金は機能と交換すること! 機能は何か?をしっかり見ること!
そうしないと、どんどん無駄にお金が消えていくことになります。 

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