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2015/10/30

再雇用で働くとどれくらい年金が増えますか?(目安額)

「定年後、再雇用で働くとどれくらい年金が増えますか?」
こういう質問がときどきあります。

60歳で定年退職して、そのまま再雇用で働く、給料が下がるけど働く。
無年金期間があるからですね。(今、60歳で退職する男性の支給開始は61歳から。もうちょっと後の人なら、62歳からに。。。。支給開始の段階的引き上げ)

で、再雇用だと、健康保険料も厚生年金保険料も天引きされます。
だから厚生年金加入期間が増えます。

例えば、65歳からの年金額が勤続35年で
  60歳定年退職  :180万円 (=報酬比例100万円+定額部分80万円)
              (65歳までは定額部分なし)
として、5年間再雇用するとどれくらい増えるか?

勤続40年になるのだから
  180万 ×40/35 =206万円 (・・・×)
なんて計算しちゃダメです。
こういうのを「捕らぬ狸の皮算用」といいます。

  ・給料は再雇用だとフツー半分くらいになる
  ・厚生年金保険料は年齢に関係なく報酬額(月給)で毎月引かれる
  ・定額部分には反映されない(60歳までの分)

現実的には、  60歳退職で 180万円なら
        65歳退職で 190〜200万円くらい

 「65歳まで5年間勤めて、その間の、ひと月分の給料分くらい年金額が上がる」
と思っておけば良いでしょう。
 でもって、お客さんの中には、無年金=報酬比例分が出るまで再雇用という人が多い(←法律も義務化されているのはそこまでだから)
5年間勤めて年金額20万円アップなら、61歳まで1年間なら概算で4万円アップ。
 180万円 → 184万円(1年間分) ってところ。

まあ目安で考えて下さい。それよりも、

  定年後の働きかた・時間の使い方・仕事のやりがい・
  やり残したことへのボランティア精神
  そして、もちろん、貯金の減り具合と減らし方=ライフプラン
   ・・・この辺りとの兼ね合いで考えて頂ければよろしいかと。

で、考えてないままに60歳に近づいちゃった方は、これらを考える準備期間が「再雇用」の期間です。
「頑張って働いてきた→自分の時間を大切にする」への移行期間。
時は金なり、どっちを取るか? みたいな。

一方で、だらだら~と、65歳まで働いてきて、その後、
 「さて、65歳からの生活、どうしよう。」と考える人も結構多い。
   ・・・毎日、日曜、どうしよう、とか。
   ・・・毎日、主人が家にいる、どうしよう、とか

でも現実には「65歳まで働いたら、結構、遊びにお金に余裕が出来ますね♪」
ライフプランをグラフ化するとこうなる人も多いです。
しっかりライフプランを考えた人ほど、その後の老後生活が楽しくできますよ!

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