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2015/09/04

古家の建て替えで「新築のしたばかりの塀」を壊さざるを得なかった例

 最近は、古い家が多いうえに、空き家も増えてます。
 でもって、当然、家が古ければ、その周りの塀も古いわけで、これが崩れてくる場合も少なくありません。塀の上に載せた瓦がはずれて落ちているところなんかも見かけます。
 土壁の塀に、漆喰が塗ってあって、それがぺろりんと剥がれてきていて、大雨なんかだとちょっと危険を感じる所もあります。

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もう2〜3年前の話。
実家(←奈良)の近くのとあるお宅が、古くなった塀を作り替えました。

  とっても綺麗な塀ができあがりました。
  でもその工事に引き続いて、家の建て替えを始めました。まずは家の撤去。
  古い土壁の家だから、撤去も随分時間がかかります。
  でもって更地になっていよいよ建築しようとすると。。。。。
  セットバックが必要!!

    「うわぁ」、塀を作ったばかりなのに(;_;)。

作ったばかりの塀を壊して、数十センチ引っ込まさないと、建築許可が下りません。

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 セットバック、専門用語ですがわりと知られていますよね。とくに古い家の建て替えとか。

 日本の建築物は、4m道路に2m以上接していないと家が建てられません。
 でも古い集落とかでは道幅が狭くて、家を建て替える時に、道の中央から2m引っ込ませないと建築許可が下りません。しかも引っ込ませた所は、道路として使えるようになっているのが普通です(つまり、自分の敷地でありながら、道路として供出するわけです。でもって向かい側の家も建て替えると、50年くらい経つと集落全体、4m道路が出来上がるという算段)
Setback
 しかしながら、私が引っ越してきて40年くらい経ったいまでも、道幅が広くなったり狭くなったりはしていますが、いまだに4m道路と言うにはほど遠い感じです。
 しかも皆さん自分の土地だから、道路とは区別するために石畳にしたり砂利にしたり、まあ、前から自動車がやってくると車の対向くらいで避けられるようにはなっていますが、全然道路って感じじゃありません。だいたい、そんな細い道にわざわざ入っていく車なんてもの凄く限られてます。(車種みれば、どこの誰の自動車か分かる)

なお、図中の宅地Bは通称、「旗ざお地」と呼びます。これも道幅が2mないと建築許可が下りません。
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(不動産屋さん+工務店が、新しい敷地を手に入れて、分譲する時って、どう道を造るかいろいろパズルのように考えるわけ。ちなみに、道路分の値段も上乗せしないと儲からない訳ね。)
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同じような事が、リフォーム&新築でもありますよね。リフォームはできたのに、建ぺい率で建て替えできないとか。
  ↑
 建ぺい率が変更された場合もあれば、土地を切り売りして土地が狭くなったとか。
 田舎だと、子供の家を隣に建てるために、実家の土地を分筆して建てたけど、その後
 実家の家を建て替えようとすると、建ぺい率で同じ大きさの家が建て替えられない、とかあります。

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