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2015/09/22

難民クライシス(シリア難民3歳児・海岸で溺死)

ほぼ1ヶ月ちかく前のことですが、トルコの海岸に流れ着いた3歳の子供の写真、みなさんはどこかでご覧になりましたか?
  ・・・衝撃的でした。(タイミングが少し遅れましたが、「これだったのか」とあまりに衝撃的だったので)

テレビ報道では、この写真ではなく、この後の遺体を抱きかかえた写真が報道されていたように思うのですが、AFPのサイトの「今週のベストショット」(8/29〜9/4分65枚の10枚目)に出ていました。

 〜 海岸を歩くトルコの警察官。
 〜 波打ち際でうつむけになって倒れている子供。顔が海側で、足が陸地側。
 〜 写真はちょうど、うち寄せているさざ波に顔が洗われている所。
 〜 そこへ向かう警察官、の写真。
 〜  転覆した船から溺れて流れ着いた3歳のシリア難民の子供

http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/6/0/1000w/img_60f60d6bcd41f355735e42e5f41a0664284006.jpg
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(httpは小文字に変更)

かなり衝撃的な写真。子どものいない私でもショックを受けました。
この時期のニュースは、ブタペスト駅で難民が溢れているところの方が多かったので、軽く流してしまってました。

この写真を見て、イギリス・キャメロン首相は、消極的だった難民受け入れを表明しました。

この数日前には、オーストリア国境近くで放置された冷凍車の中から、数十人の遺体が発見されています。みんな窒息して腐乱。

難民問題、今年だけで40万人とも100万人とも言われています。今後もっと増えるかも知れません。でもヨーロッパの結束は乱れています。

そして、本当の難民と、「あっちの方がいいかも」という偽装難民・越境労働の違い。
紙一重だからこそ受け入れに差が出てくる。

PIIGS国、すなわち、ポルトガル・イタリア・アイルランド・ギリシャ・スペイン。どこもユーロでありながら、経済的には厳しい地域。そして、アイルランドを除くと、他は、地中海に面していて、難民問題の最前線地域でもあります。。。。。シリアが今最大の話題ですが、それ以外の国からも地中海を渡ってきています。

ドイツ他のユーロ最恵国とPIGS最貧国との争いが、難民問題をきっかけに高まる可能性は否定できません。

BBCやガーディアンのHPを見ると、Refugee crisis とか Migrant crisis の文字が躍ってます。(refugee=難民と、 migrant=移住者、の使い分けが直感的にできません。。。。オレはやっぱり島国人間なのか?)

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世の中には星の数以上の写真があるだろうに、その中のたった1枚の写真が語ったその重みをちょっと感じたのでした。・・・こんなに重い
と同時に最近の「人道的」という言葉も軽くなったなぁとちょっと感じたのでした。

(ついでに言うと、「粛々と」とか「十分に議論した上で」とか「適切な対応」「理解を深める」とかの言葉も軽くなっているような・・・@日本の政治家とか、マスコミとか)

さて、日本は対岸の火事でいられるか?
GDP3位の日本、これからどうする?

  ・・・湾岸戦争で多国籍軍に1~2兆円の金を出したけど「金しか出さない」と全然評価されなかったことが、今回の安保法制に間接的(あるいは直接的)に繋がっているとすれば、今回、難民対策に金を出しても評価されない。で、アメリカが今回年10万人の難民受け入れを表明しているから、その10分の一としても1万人くらいを日本が受け入れる、なんて、たぶん無理。さてどうする? どうやって受け入れる?

これから数年、ユーロ・PIIGSの外交も気になるけど、日本の外交の行方もとても気になります。

※今、日本で難民申請の話題と言えば、
日本でやってきた(アジアとかの)海外研修生が研修先を抜け出して、難民申請さえすれば半年間は滞在できて、その間に別のもっと給料の良いところで働いてしまう。そういうブローカーが横行している、、、、というのが話題になっております。

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