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2015/06/09

20年以内に、国債は下落する(経済の説明しちゃうよ)

経済のお勉強です。
昨日バーゼル委員会(銀行のあつまりの委員会)が「金利上昇のリスクに備えよ」なんていうコメントを出しました。主要国どこも低金利です。

日本も今、国債の金利は非常に低いです。・・・これは良いですね。
なぜかというと日銀が買い進めているからです。
市場最低の金利! → ということは、いつかは金利上昇

金利上昇ってどういうことか? これを説明しちゃいます♪
金利上昇=国債下落が分かる人・知っている人は、以下、どうってこと書いていませんから読み飛ばして下さい。

結構、金利上昇は、すでに国債を持っている銀行とか企業とかにとって大変なことなのです。

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金利上昇、、、、緩やかならば良いのですが、急上昇! 20年以内に起こるでしょう。もっと早いと思います。

金利が例えば、1%→2%ならどうなるか? ・・・ここでは分かりやすいように、
今、100万円の国債が1%の利率で、1年後に1万円の利息だったとします。

 (・100万円の国債(1年満期)金利1%→2%、を例にします
  ・日割り割算とかそんなものも無視します
  ・1年後の話だけに単純化します       )

金利が上昇して2%になったら、新規購入の人は2万円に、利息アップ♪
問題は、すでに古い1%の国債を持っている人です。
もし、1%で買った翌日に2%で売られていたら
「一日待てば良かったし、とっても残念」なんていうバーゲンセールで
後悔するような事が国債ではありません。なぜなら、国債は市場で取引されているから。いつでも売れるのです。

「昨日、100万円で買ったけど、今日99万円で売って2%の物を買い直せば元が取れる。
 99万1000円くらいまでなら、誰か買ってくれないかな。」
新たに買う方も
「満期で101万円になる国債(1%)を99万1000円で買うのと、
 102万円になる新規国債(2%)を100万円で買うのととどっちが得かなぁ」
と考える訳ですね。

つまり! 古い100万円で買った国債(1%)が99万1000円で取引される!
  ・・・価値が下がるわけです。

【追記 2016.6.10】・・・(まだどうも分かりにくいということなので、
              庶民向けに解説追加します。)
 ●100万円で1%の利息の国債を買った。でも後から買う人は2%。
  私は1万円なのに、後の人は2万円!、、、損じゃん。
     ・・・この感覚で、価値が下がるのです。最初100万円だと思っていた
       借用書の価値が99万1000円になるってこと。
 ●ユニクロで昨日1000円で買ったTシャツが、本日から値下げしました500円!
  こうならば、封を開けていない新品でもヤフオクで500円以上では売れないと
  
いうのと同じ。価値が下がるのです。

今後の金利の上昇が、国債価値の下落を引き起こす。
今、借金1000兆(※)超えてます。銀行や生命保険会社や企業や個人や、そして、日銀に古い国債がばらまかれています。この価値が毀損するということ。1000兆の借用書という資産だと思っていたのに、991兆円の資産になちゃっう、ということ。

※確か、国は800兆円で地方が250兆円くらいだったはず。
 一方で国から見れば、金利アップ=借金の実質減少です。国はこれを目論んでいる? 最近では、これをインフレ税と呼ぶようになってきました。

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価値が下がると分かっているのに誰が買うのか?
というより、今、日銀がガンガン買っています。ときどき入札不調のニュースも流れます。
日銀がナゼこんな異常な事をするのかというと、

  低金利→お金を借りやすくする♪ 

住宅ローンの金利低いでしょ。企業だと設備投資しやすいわけです。

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最終的に損をするのは、国債(借用書)を発行している国です。
上で言うと2%100万円の高い方の借用書にどんどん書き換える事態発生。

こうなると、古い国債はどんどん安値で売られて、さらにどんどん安値になって=金利があがって・・・ハイパーインフレが起こります。=買い手がついになくなったとき。

先日、政府は、財政健全化方針が示しました。経済成長頼みです。(←つまり景気が良くなって税収が増えるはず、という計画書)
問題は本当に経済成長するのかどうか、税金の無駄遣いは減るのか、、、正直、もう少し踏み込んで欲しかった。バラ色・こうなりゃ良いね的理想論的な。
景気が良くなって自然に金利が上がって、“後追い”で国債があがる、という想定。

もし、国債下落が加速して、暴落になると、日本売り!です。
 頼みは、金か外貨。問題はいつ起こるか?

  東京オリンピックまで大丈夫、説
  2030年代まで大丈夫、説・・・・年金積立金が枯渇する時
  その前に、介護保険制度が破綻する説・・・地方への移譲が進まない

あと20年以内に何かが起こる、かも。

なんで20年かっていうと、日本だけ低成長が続いたら、日本人の賃金が相対的に安くなるんです。7%の差で10年で2倍だから、20年だと4倍。今、低賃金を求めてアジアに行っている労働力コストが反転する。
・・・しかし、その時には、日本に若者はいない。うーん困った (>_<)

※現在、国債の海外比率は10%ほどです。
この水準なら、日本だけで見たら国債暴落は起こりません。
ちょうど、夫婦間でお金の貸し借りしている状態。他人にとってはどうでも良い話。夫(国)が妻(国民)に金を借りている状態で、夫がそれを妻に渡しているみたいな。
・・・鶏と卵みたいだけど。

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とりあえず、国債の金利があがると、すでに国債を持っている人にとって、

100万円の借用書の価値が99万1000円になる! 価値が毀損する!

   って知っただけでも、アナタは経済通♪

直感で危なくなってくるのは2030年くらいかな~、 ←根拠はありません。m(_ _)m

(丁度、バブルがはじけて、下がるとは思っていなかった不動産、1億で買った不動産が半値以下に下がったなんていうこと似ている? かもしれません)

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