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2015/01/07

「内定率推移」を見ておけば、経済好循環が出来てるかどうかが分かる!

『春からの就職先が決まってない、1月になっても決まってない!』
  ・・・今年の就職戦線は“割と”好調のようです。でも昨年までは違いました。
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ちょっと前までは「失われた10年」なんて言ってましたが、最近では「失われた20年」なんて言ってます。あるいは「失われた15年(または16年)」なんて言う人もいます。

どれが本当でしょうか?
  有効求人倍率が1を割ったのは、1993年(H5年=20年前)、
  大卒の就職氷河期の最初が2000年(H12年=15年前)。
でも実際にはもっと氷河期、超氷河期がやって来たわけで。。。
  リーマンショック 2008年(H20年)とかもある
  
バブルが弾けたのが1989年(平成元年)。でもその後しばらくは不景気ではありませんでした。で、公共事業や緊急経済対策とかで一生懸命財政出動させて、いろんなハコモノが出来て何とかもたせていました。小泉政権の構造改革は2001年〜2006年。不良債権処理や貸し剥がしでホームレス増加。

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で、グラフ。文部科学省の「大学卒業予定者就職内定状況」をグラフにしました。

Naitei2014
(これ凄いグラフです。何が凄いって、平成11年3月卒からのグラフにしたところ。
 というのは、平成16年以降の数値は簡単に手に入ります。でもそれ以前が・・・
 最終の内定率(3月末時点)のデータは出てくるのですが、途中の分が出てきません。なので、厚労省の職業安定局、毎月の報道発表を順番に調べたのです♪ ←大変だったヨ)

11月末時点の数値がそろそろ文科省から発表されるはずですが・・・

卒業後の就職先が決まってない、1月末でも決まってない!

今だと良く聞く話です。しかし、平成11年(1999年)3月卒までは・・・1月末には、男性の9割が内定貰ってた時代! ここから見れば「失われた16年ですね」

2月に入っても内定貰えず、駆け込み就職・妥協就職。
ひょっとすると、若年者の離職率の多さというのは、妥協就職も関係しているかもしれません。

でね、グラフを見るともっと面白い事もわかります。
内定貰っているのに就職しない人も多いんですよ、平成11年は。
春になっても93%、残り7%は就職してない。(←これが途中の結果を見たかった理由)

  ・・・しばらくフリーターだ、自分探しの旅だ! なんて言ってた時代だったかな。
     就職は後でも出来る、いつでも出来ると言っていた時代です。

それが、「新卒優先」いやいや「即戦力中途採用優先」、一方で、「通年募集」「第2新卒」なんて言葉も生まれました。

もうひとつグラフを見て思う事があります。
女子の方、「昔は短大卒!」ってのも多かったなぁってこと。グラフにしていませんが、短大卒の方が内定率良かった時代が続いてました。

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私が今注目しているのは、来年1月時点の内定率(だいぶ遅くなって3月中旬に発表予定。)

これが9割越えるのなら、企業は新人獲得に熱心だという事だし、最近の人手不足(※)も本当ってこと。そうじゃなきゃ、報道にバイアスが掛かってるってこと。
企業が、コスト(給料)をかけて人材確保に動くようなら、経済の好循環は達成できる。

※急に最近になって「人手不足・人手が足りない」「バイトが確保できない」と言われるようになってますが、どうも違和感があります。企業から見て単に、「安くて使える、思ったような人がいない」っていうだけじゃないのかと。
だって、定年後再就職の給料相場ってほとんど上がってないでしょ。(4割〜半分くらいが相場。)スキルと経験からするともっと上がっても良い or 無駄な役立たずのおっさんが私の想像以上に多い、どっちかだ(^_^;)

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