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2014/11/05

相続税の増税(基礎控除が6割に)改正前後の早見表、です

来年から相続税の基礎控除が引き下げられます。

つまり、相続税の増税!!

よくこんな質問があります。
「預金1000万円相続しました。相続税は?」

相続税は、全体の財産(相続財産)から計算します。だから、預金だけを言われても答えようがありません。

相続財産=不動産+預貯金+有価証券+貴金属・絵画など+死亡保険金(※)
 
ってのが多いと思います。

(【追記】
 ※厳密には、死亡保険金は相続財産ではありません。出所が
  保険会社ですから。相続放棄しても受け取れます。でも、税
  務上は一定の控除以上は計算に入るのです。)


相続財産は、基本、
 ・土地は国税庁の路線価評価
 ・その他は、相続時点で現金にした場合の価値
で計算します。で、ここから基礎控除を引くわけ。

  今までは、5000万円+1000万円×(法定相続人数)
  来年H27年からは、これの6割に。

相続人二人だとすれば、 今までは7000万円まで相続税はかからない
           来年からは4200万円まで、  〃

でもって、
 相続税の総額を計算した後、   →→→例えば、総額100万円
 貰った人の財産で按分して計算します。→兄8割・弟2割を貰ったなら、
                     80万と20万円

で、基礎控除変更前後での相続税早見表です。上で書いた「総額」に相当します。

Souzokukaisei

配偶者には特典があります! 1.6億円までは掛かりません。
  例えば、母8割・長男2割なら、、、、長男の20万円だけ。
  上の図だと、「配偶者+子1」と「子2」ではどちらも基礎控除は
   同じですが、配偶者分はかからないので半額。

(「総額」と言いながら、払う人によって、さらに減額されたり増額されたり。
  配偶者:1.6億円までゼロ、孫(孫養子)は2割増など)
  
※配偶者の1.6億円控除は、多分同じくらいの年齢なので、
 「近いうちに死ぬだろうし、その時、相続税かければいいや」という
 国税庁の優しい配慮と思われます。
 (でも、先日、田園調布の病院理事長の無理心中は、45歳年下でしたね。)
 ・・・専門用語的には「二次相続を考慮せよ!」と言います。

※※ 父・母それぞれ2回、基礎控除をうまく使うようにすると税金は安くなるよ♪

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相続税の節税は、
  ・生命保険を使う方法   ・借地にして評価減を使う方法   ・事前に贈与しておく方法(110万円毎年贈与とか、教育資金贈与とか、住宅購入の贈与とか)
まぁいろいろあります。でも、あんまり変な事はしない方が良いと思います。

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