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2014/09/12

私が20年以上とっていた『朝日新聞』をやめた理由(・・・数年前の話ですが)

最近、朝日新聞が追い込まれています。
  「慰安婦報道問題」に加え、昨日「吉田調書」で訂正。
  池上氏のコラム拒否というのもありました。

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「朝日」がいつからおかしくなったか?
 ・・・朝日嫌いの人から見れば、「昔から」と言うでしょうかね〜。(^_^;)

結論を先に言いましょうか。

「朝日」が知的じゃなくなった頃。週刊誌化した頃(←すなわち、見出しとすっぱ抜き、それも些細な重箱の隅を突っつくような記事ばかりになったころ)。たぶん2005~2006年。
なんか「最近、面白くねーな」と思い始めていたのです。
そして私が購読を中止したのが、たぶん2010年頃。

長年取っていた新聞をやめる決断(←そんな大げさな物じゃないけど)に3年ほど掛かりました。

========(以下、私の個人的な意見・事柄です。)

元々私は、「新聞と言えば朝日!」派でした。
学生時代から取り始めて、ほぼ30年くらい、2010年くらいまで、ずっと「朝日」でした。
途中、友達が他紙の配達バイトをしてたので義理で入ったり、日経に浮気したりしたこともありましたが、ほぼ「朝日」!。 天声人語の朝日! がMy新聞でありました。少なく見積もっても20年以上「朝日」を読んでました。

さて、私の回顧録。
時代は、2007年頃、世の中は自民党政権に辟易し始めていました。
年金記録問題、厚労省管轄グリーンピア流用問題。後期高齢者制度の導入。
公共事業不要論(無駄遣い)に、消費税アップ問題(←これは長年やってるんだけどね)。
ま、抽象的に、でも、分かりやすく言うと、「かつての民主政権への原動力となった諸問題」のかずかず。

例えば、「5000万人の年金記録漏れ」という見出し。
人口1億人なら、半分の人に記録漏れがあるじゃないか、と思ってしまう。でも現実は、すでに亡くなった数十年分の記録の5000万件(・・・それでも桁違いに多いのは確かだが)。

じゃあ、「本当のところがどうなのか?」
ここにツッコミがない。「朝日」はツッコミが足りない。見出しだけで記事を書く!
グリーンピアでもそう、年金毎年40兆円とかのうちの「200億円の無駄遣い!」みたいな記事を書く。

あえて書くと、当時、「朝日」に限らず「産経」も「毎日」もほとんどすべてが同じような書き方でした。でも、微妙に朝日がツッコミ不足、というか、週刊誌受けするようなことだけで記事をまとめている。

昔の「朝日」だったら、全体像を示したうえで、その上でこの部分が問題だ、っていう記事、これを書かなくなった。・・・・面白くなくなったのです。知的じゃなくなった。

かわりに、読みやすくなったのが「読売」です。
例えば、仕事柄毎年、「来年の税制改正・暮らしはこう変わる」みたいな記事を読み比べたりします。良くなる面・悪くなる面、以外にも全体としてはこうだよ、将来的にはこんな問題もあるよ、と書いてくれるようになったのが「読売」。

(あくまでも、個人的意見です。)
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「朝日」と「読売」、面白い経験があります。
昔、障害者のボランティア(30年前)をしていたことがあるのは、このブログをお読みの方はご存じだと思いますが、「障害者団体がイベントするので寄附募集」、こういう記事が「朝日」と「読売」の両方に載ったのです。それも少し掲載時期がずれて。
で、問い合わせの電話の反応が全然違う・・・
   「朝日」だと、問い合わせの電話が多数♪
   「読売」、ほとんど反応無し!

『読売の人は、みんな景品に釣られて入ってるしねー』なんて言っていたのでした。

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「朝日」の購読者、減っているんでしょうか、たぶん減っているんだと想像します。
もし強気でいられるなら、記事訂正なんてしないでしょう。昔の強気の「朝日」なら絶対しません。メンツにかかわります。
 ・・・・訂正せざるを得なくなった

購読者の減少、これは単に、「みんな読まなくなった・ネット時代だから」ではありません。読者層がおそらく変わっています。

しかもネット時代だからと、朝日デジタルを登録・有料制(月3800円)にして、、、。(←失敗してないのか? よく知らないけど。ちなみに、Yahooプレミアムに入っている私は、月324円の朝日デジタルを今、迷ってます。でも最近、タダで読める記事が増えてきた♪)

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昔、「新聞って同じ記事を読み比べると面白いよ」
  「社説を比べると面白いよ。何を取りあげたかとか、中身とか」←最近だと自衛権
こんなことを教えてくれた人がいます。

確かに面白いです、教えてくれた友人に感謝です。
例えば、支持率 50%→48% になったとすると、
  「読売」なら「支持率が微減」、
  「朝日」なら「初の過半数割れ」
みたいな記事をかいても全然不思議じゃありませんし、そういう風にすべての記事を読めます。新聞読み比べ、結構面白いです、学生には是非お勧めしたい。

昔の「朝日」の記事。“朝日らしさの割引”をしながら一つ一つを読む、この面白さがなくなった。例えていうと、しがむほど味の出る高級スルメが、安物の駄菓子、食べたらそれで終わりのオヤツに変わってしまった、オマケの玩具を見たら中身どうでもいい食玩、そんな感じ。

ただ、全体的に今すべての新聞(さらにはマスコミすべて)が週刊誌化=見出しだけで釣る傾向にあるのはいただけません。しっかり中身を入れ込んで欲しいものです。

さらに気になっている事があります。ネットだけで記事を書く事です、これが増えているのも気になります。
 「いまネットで、○△が話題!」「○△が炎上」とか 

この前の、万引き被害「まんだらけ」ネット公開事件、これなんてどこまで取材しているのか分からないし・・・

膨大な情報、しかも緻密な情報は時としてネットの方が便利! なのは分かるのですが、それだけで記事を作るのは、ほどほどにしておいて欲しい。
  ・・・NHKでさえ、今注目のネット動画、なんてやってるし

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伝えなきゃいけない情報・報道は何なのか?
これをはっきり考えないと、マスコミはどんどん潰れると思います。

(このブログのようにタダじゃないんだから、金取ってるんだから
 繰り返すけど、購読者減少は「ネット社会だから・本を読まなくなったから」、じゃないと思ってます。)

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