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2014/05/22

物価が上がると思うなら「物価連動国債ファンド」がお勧め

先週でしたか、財務大臣である麻生大臣が「来年(2014)から個人向けの物価連動国債を解禁」と記者会見で発表されました。

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「物価連動国債って何ですか? 普通の国債と何が違うのですか?」

普通の国債は、額面と利率と期間が最初から決まってます。
例えば、100万円を利率0.5%で10年間。(利息5000円×10年間=5万円)

でも世の中の物価が10年で1割あがったとすると、100万円の商品は110万円。
なのに利息は5万円。・・・・損じゃん(;_;)
こうなってしまっては国債が売れません、買い手がつきません。(※)
物価が上がると予想する人が増えるほど買い手がつかない。それを避けるためにあるのがこれ、物価連動国債。

“物価に連動して元本(=ここでは100万円)が変動する”国債です。・・・そのままやん♪
これを個人向けに解禁すると発表したのです。
(個人向けと断っているように、機関投資家向けにはすでに存在してました。)

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機関投資家向けに販売されていた、物価連動国債。これを組み込んだファンドがいくつかあります。今までは個人だとこういうファンドを買うしかなかったのですね。
グラフにしましたっ!
みずほ投資顧問のMHAM物価連動国債ファンド。5年前を基準にグラフ化。

Bukkarendoufund
このファンドは、数ある他の投信と同じように1万円からのスタート。でもグラフの最初は9000円近くですー。
そうです、最初しばらく元本割れしてました。←リーマンショックね。
。。。。。こういうリスクはありますからね。(国債は安心だろ、そのファンドも安心だろ、という先入観は禁物です)

少なくとも、冒頭に書いたような国債でかえって損、なんてことのないように。。。。
つまり、物価の影響を受けやすい長期を望む人にほど、お勧めしたくなる国債。

※「国債が売れません、買い手がつきません」
 実際には、こうなる前に売買されるのが普通です。新規発行なら買い手が付く値段まで下がる(=利回りは上昇)。すでに買っている人なら、いったん買った国債を、指加えて見てるだけじゃなく、多少の損切りで他に乗り換える人が出てくるということです。
 具体的に例を挙げると、額面100万円の国債を利息1万円もらったら時点で、99万円で売ればとりあえず、損はありません。だから99万円で売ってそれで利率の上がった他の金融商品を買おうと考えるとか。もっと利率(=物価)があがれば、もっと早めに損切りした方が結局得だ! と考える人が出てくるとか。
 

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 物価連動国債を個人に解禁!
   でも・・・・ホントに国の借金、大丈夫か? (国の借金1000兆円超え)

 (手数料が少々かかっても現金化が容易なファンドの方をお勧めしたくなりそうかも。この夏発表予定のプライマリーバランス健全化予定次第かな?)

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