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2013/07/08

現役リーマン3割が可能な「年利11%の資産運用術」

 ちょっと、週刊誌の題名みたいな表題です。期待させちゃって済みません。大したことは書いていませんm(_ _)m

 企業年金のその中でも、確定拠出年金の話。

 この10年間で、旧制度である適格年金は廃止の憂き目にあい、いろいろな形に姿を変えつつあります。すなわち、確定給付(DB)・確定拠出(DB)・年金制度の廃止・他の制度への移行などなど。そして今、確定拠出年金に属するサラリーマンは約500万人です。
 この確定拠出年金にはマッチング拠出と言って、企業だけでなく本人もこの確定拠出できる制度ができました。
 今回は、この自分のお財布から自分で年金を作るお話です。

==== (前振りがちょっと長かったですね~)

 自分のお財布のお金、これはつまり、給料振込額ですが、これには所得税がかかっています。年収400万円、独身者で税率10%、600万円なら税率20%。
 つまり財布に1万円を多く入れるためには税金分も含めると、残業代1.11~1.25万円稼がないといけないのです。この所得税を節約できるのがこの確定拠出年金、自分拠出分です。社会保険料控除が使えます。

 今は低金利時代なので、運用利率は総じて低い。たとえ年金のように数十年間の運用が可能な物でも1~2%。でもこれに税率10~20%を合計すると、11~12%。

 ただ頭の回転の速い人はもう分かりますね。この10%以上の年利は初年度だけ。複利で11%という訳じゃありません。だって税金分だけがお得な制度ですから。

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 所得税分をしっかり節約したい人。
 自分の会社に確定拠出年金があって、自分拠出ができる人

にはお勧めの運用方法です。(もっとも公務員のように、元々確定拠出制度がない人には使えませんのであしからず。)

住宅ローン減税が終わった(家の購入後10年経過した)、所得税が上がる!
 子どもが大きくなって扶養が減ったので所得税が上がる!
  ・・・・こんな人の節税対策の一つでもあります。

 毎月自分で定期預金の積立をしているよりはよい制度。しかもDCは運用益にも税金がかかりません。一般には確定拠出での悩みと言えばその運用先でありましょうが、元本保証タイプの物でもこれだけのメリットは享受できる。

 デメリットは、自分のお金だけど 高齢になるまでは“絶対に”引き出せない! という点。
 「会社倒産したしとか、ガン再発治療費が長期に必要とか」、こんな時に、この拠出分を引き出したいけど、と思ってもできないのがデメリット。

(ちなみに生命保険会社の個人年金保険(税制適格型=生命保険控除の使えるやつ)では、高齢になるまで引き出せませんが、契約者貸付が使えます。)

確定拠出か、個人年金かどっちを選ぼうか迷ったら?

そりゃもう、上で述べたデメリットを考えれば答えは出ます。すでにそれなりに貯金がある人は確定拠出、貯金が無いとか使う予定がある人は個人年金が先。

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