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2013/06/24

年金制度:「年金基金廃止」と「専業主婦救済」の法案可決

先週のニュースから。(出典はいろいろ) 、、、年金制度の関連法案が可決しました。

(1)年金基金の廃止 5〜10年を目途。存続できるのは1割程

 AIJで年金基金の資産が失われたことに関係する話。で、公的な厚生年金ではなく、企業自前でやっている厚生年金“基金”の方の話です。当初、10年を目途に廃止する方向でありました。
 なぜ、廃止する方向であったのかというと、
  「AIJみたいなことがあったら大変でしょ」
 なのではなく、この問題にかかわらず、年金基金はどこも破綻寸前だったから。
 理由は、予定利率を5〜5.5%で計算してきている上に、高齢化が進んでいるから、「払う人より受け取る人が多くなっていて財政難」、これが企業年金基金の多くの姿です。
 で、代行割れしている(公的年金部分まで食い込んでいる)ところが多い。
 だから、3階建て部分の企業年金を無くすかわりに、公的年金に吸収させるという法案ですね。。。。。もともと公的年金だけであったサラリーマンにしてみれば、もし、財政難=代行割れや基金グループ倒産時のリスクを背負わされる制度でもあります。

 まず、「年金基金の廃止提案」→「積立不足を基金グループ内で清算」
 数年経っても改善していない時は、解散命令(・・・このとき、他のサラリーマンにしわ寄せがやってくる)
 ま、ずるずると3階建て部分を続けているようじゃダメですよ、という強制解散の法案が通ったというニュースであります。
 年金基金のうち存続できるのは1割くらいと新聞には書かれています。のこり9割は解散。とくに、中小が加盟している「○○組合」とか「○○組合年金基金」。多くの企業が集まっているだけに、制度改革できなかったのですね。。。。というより中小の社長さんは年金財政なんて頭の外。自分の事業だけで精一杯
 
 
 ・・・・ところで上の文章、公的年金制度そのものと共通点が一杯あるんだけど〜

(2)主婦年金救済の法案

 これは元々は、ご主人が脱サラしたために奥さんが、3号被保険者(保険料負担なし)→1号被保険者(負担あり=普通の国民年金)になっているのに、届出を忘れていて、かつ、それに気づかないままそのまま受給している人の話。

 まじめに、
 「主人が脱サラしたから、私は国民年金になっちゃった、毎月払わなきゃ」
 と思っていた人にとっては、不公平な話。
 一方で、「そんな手続き知らなかった」という人も多い、というかこれがほとんど。
 
 で、結局、年金を減額です。
 でも、生活があるので最大1割の減額に留める。それがいやなら、今だけ(3年間特例)10年分の追納ができますよという法案。
 国民年金は今満額で年間約80万円だけど、これに該当する人は多分(多くても)年金30万円とかだと思う。でそれが年金27万円になるってのいうのが大多数じゃないかな。月2.5万円が月2.3万円になるみたいな。)

 ま、痛み分けってところでしょうか?

 ・・・・この問題、「手続きを知らなかった」という点と「そのまま気づかずに支給」の二つの問題があります。で後者、支給時にきちんとチェックしなかった旧社会保険庁の責任を本当は、取って貰い所なのだけどさ〜(それ以前に、消えた年金はどうなった? そもそもすべて「記録が不完全」に帰結します。)

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ついでに

(3)年金支給年齢の引き上げ68歳〜  のニュースも流れました。

 これは社会保障制度改革国民会議の提言です。まだ言っただけです。
 年金支給年齢を引き上げるのは、雇用の問題があるから、早期に議論を始めろという、、、、中身が有るような無いような。
 いやあえて言ったことには意義があるとは思うんだけど、そんなこと言わなくても分かっているじゃん、みたいな。もう少し突っ込んで欲しかった。

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