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2013/02/01

親の土地に子どもが建物を建てる時、の贈与税


“大阪に住んでいる親の家が古くなったので、東京に住んでいる定年前の息子が家を建てる。”
こんな事は、まあよくありますわな。

土地の名義は当然親です。で、家の名義をどうするか?
親の名義で家を建てると、「子どもから親への家という財産の贈与(あるいは資金贈与)」で贈与税。

でも、即金で家を建てるのならいざ知らず、普通はローンを組みます。銀行さんは息子にお金を貸すわけですから、抵当権を付けなきゃいけません。自動的に建物は子ども名義になります。

  土地=親名義 ・ 建物=子ども名義    まぁこれが普通でしょう

土地と建物の名義が異なるのは、相続の時にややこしいし、いざ売る時には面倒だし、将来考えると一緒にしておきたい。
こう考えて、それじゃぁと土地を子ども名義に換える。
これ、親から子への「土地という資産の贈与」ですね。だから贈与税。


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“親の土地に、子どもがアパートを建てる”、余っている土地があるとこんな場合もあります。

アパートは子どもの物だから、賃料収入は子どもの物。
もし親にお金を渡すのなら、親へ土地使用料として払うことになる。
で、そんなことすると、親が亡くなった時に、相続税の評価減制度が使えない。
(だって子どものアパートは子どもの物であって、相続対象ではないから。で問題の土地に関してこの土地は他人に貸している土地じゃありません。身内に貸している土地。)

相続税の評価減制度を使おうと思うと、
 親がアパートを建てて、家賃は親の物。すると、親の財産が膨らむことになる
   (・・・実際にはローン残額との絡みがある)
 
とまあ、税金は難しいのに、知らないと一杯損することになっています。
だから税理士さんという職業があるのですね♪

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※贈与税がかかるとしても、名義はきちんとしておいた方があとあと困らないことが多いです。問題の先送りというか、問題が発生しやすい状況になりやすい、と一応書いておきます。

【関連記事】
 ●親名義の土地に家を建てるな! (2010/05/12)
 ●親の土地に家を建てる場合の注意点 (2011/10/03)
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