« 貨幣錯覚;「本当の富とは、使うことで価値が出る」 | トップページ | 定年後60歳〜65歳で、500万円の収入を確保すると生活が豊かになる »

2013/01/09

公的年金等の「等」って何? 個人年金は所得?

「税金上」の年金収入と「所得」の関係の話。
まず、個人年金の話の前に、公的年金の話から始めますね♪

厚生年金 年額130万円、このうち税金のかかる
  所得(課税所得)はいくらか?
ってわかります?

130万円そのものに税金がかかる訳じゃないのです。
公的年金等控除額を引くのです。でこれが年齢によって引ける額が違っていて、

 65歳未満なら 70万円引けて、所得は60万円・・
    ・・他に控除がなければ(※)、所得税3万円、住民税6万円。
 65歳以上なら 120万円引けて、所得は10万円・・
    ・・・他に控除がなければ所得税5000円、住民税1万円

    ※厳密には計算式がありますが大雑把には上のような感じ。
   それと「他にも控除」が普通あります。社会保険料控除、配偶者控除
   それに基礎控除38万円。

収入から控除を引いたのが所得で、その所得に税金がかかるっ!
でもって、公的年金の控除の「公的年金“等”控除額」の「等」って何なのか気になっていたのです。

国税庁のタックスアンサーを見ると、公的年金等とは
 (1)国民年金、厚生年金、公務員等の共済年金
 (2)企業年金
 (3)外国からの公的年金

2,3があるから“等”なのですね。

=====

公的年金等じゃない年金、といえば代表格は個人年金です。

個人年金は所得ですか?

 こういう質問がいろいろな場面であります。例えば

 A:「再雇用で働くときの年金支給調整(在職老齢年金)の計算で、
    個人年金分はどうなりますか?」とか、
 B:「配偶者控除は、妻の所得が38万円以下ですが、これに
    個人年金分は入りますか?」とか。
            ・・・・・・・・・・(答えは下記)

個人年金は、基本的には、貯金の取り崩しです。貯金の取り崩しだから、「利息分だけ」が所得になります。(ただし、本人が払って本人が貰う場合に限ります。夫が払って妻が貰うと贈与税なので注意!! 夫が生活費を妻に渡した中から、妻が払うとOK、契約者=支払者=受取人=妻 が基本。)

10年確定年金で、今まで払った保険料が500万円。
毎年100万円×10年の合計1000万円を受け取る、今ではこんなお宝年金保険はありませんが、昔の利率が高かったころの契約ならばありました。こういう年金を毎年100万円もらったら、半分儲けているので、半分が所得になります。
約50万円の所得です。(本当は計算式があります。)

【だから上の回答は・・・】
A:在職老齢年金の計算に、個人年金の所得は全然関係ありません。(ちなみに不動産収入とか株の収入とかも関係ありません)
B:配偶者控除は、個人年金の所得だけで50万円あると、受けられません。
 (ちなみに株や投信の配当金も所得になるので要注意(申告不要制度を使う)
  昔は、割引債(ワリトーとかワリコーとかワリノーとかワリシンとか←買う
  時に税金払って終わり)という金融商品が流行ったのもこれが一因、かも。)

  ※ワリ○ー、いくつかは破綻したり、償還されました。まだ一部で
   売られています。流行った本当の理由は、無記名だったから。。。脱税用。
   今だと、名前が書けないという点ではゴールド現物。ま、札束にも
   あまり名前を書きませんね=タンス預金

脱税しちゃ、ダメですよ。所得税法違反、犯罪です。
うっかりの場合は、加算税、悪質な場合は重加算税が追徴されます。

========

「公的年金等控除額」の「等」が判明して、ワタクシ的には満足しているのですが、その後を、いきおいで書いちゃいました。

|

« 貨幣錯覚;「本当の富とは、使うことで価値が出る」 | トップページ | 定年後60歳〜65歳で、500万円の収入を確保すると生活が豊かになる »

FP-年金・老後」カテゴリの記事

FP-相続・税・離婚」カテゴリの記事