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2013/01/08

貨幣錯覚;「本当の富とは、使うことで価値が出る」

「貨幣錯覚」、経済用語です。
(・・・正直に言うと、この言葉を適切に説明できるかどうか自信がありません。m(_ _)m なんなら検索してみてください。もっと適切な専門的な説明がきっとあります。)

お金に関する誤解の話であります。

例えば、為替。
1995年の1ドル=80円と、最近の1ドル=80円は違う。
 この十数年間で、アメリカはインフレだった、日本はデフレだった。
 もうこれだけで、十数年前に1ドル=80円だった商品が、今では同じ商品なのに価値に差が出てくることがわかりますよね。

例えば、消費税。
 5%から8%に上がるなら、その前に買っておこうと思うのは自然の道理。
 でも、物価が下がっているならどうなるか?
 確かに、5→8%の境目で見れば正しい行動も長期で見れば違うこともあります。

例えば、給料アップと物価
 今、物価は下がっています。(安倍政権は何とかしようとしているけれども、下がっています)
 こう言う時に、来月から給料が1万円下がれば、本当なら、物価下落と収入下落の両方を見て購買力が決まるはずですが、実際には、“来月から”給料が下がるという事実で購買力が落ちます。1年後の物価なんて関係ありません。
 逆の方がわかりやすいかも知れません。
 給料が1万円上がって、かつ、物価が上昇していれば、、、もし、両方の率が同じなら実質は変わりません、でも、1万円上がったからとその分(物価分以上に)消費を増やす。

   こういうのを貨幣錯覚と言います。

   ポイントは、「購買力で見なければいけないと言うこと。」
「今の今!という瞬間だけで見てはいけないと言うこと」です。

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 同じ事が貯金に関しても言えます。
 例えば、60歳で、貯金+退職金で
   ・3000万円あったAさんと、
   ・2000万円のBさん、
 どちらがお金持ちですか? もちろんAさんですよね。

 で、その20年後、AさんBさんともに80歳。

  Aさんは20年間で500万円使いました。(Aさんの残り2500万円)
  Bさんは1000万円使いました。(Bさんの残り1000万円)

やはり、Aさんがお金持ちです、でも、購買力ではBさんの実績の方が上!

このあとAさんがどうされるか分かりませんが、この80歳時点ではBさんが上なのですっ!!

本当の富とはお金や資産ではありません。

 ドライブが趣味だから、で、ガソリンが上がるのが嫌だからと、20年分くらいのガソリンを家に持っていてもダメなわけです(←こんなことすると消防法で叱られますけど)

 電気が無いと困るからと、巨大バッテリーや発電機を用意してもダメなのです。

 腹が減ると困るからと、部屋一杯にコメを備蓄してもダメなのです。

   ・・・・・・部屋一杯に、お金があってもダメなのです!

  本当の富とは、どう使うか? つまり購買力なのです。

・・・だから、ライフプラン!
   自分のお金をどう使うか、どう準備してどう上手く使うか、が本当の富なのですよ♪

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これであっているかなぁ、ちょっと自信がありません。
でも、大体の感じが分かって貰えたら嬉しいです。

お金が増えたらいいなぁと思っている人は、そのお金で何をするか、したいのか?
 をよく考えてくださいね。・・・・実際には単純にローン返せたらいいなぁ、くらいの人が多いと思います。
大事なのは、その次にどうするかの夢です、長期なのです。これをしっかり見てください。でもってそれが幸せな夢なのか、コツコツとローンを返していたら幸せでないのかを考えてください♪(←ちょっと哲学的すぎますか?)

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