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2012/10/22

なぜ自殺でも保険金が出るのか? うつ病になる前に入っておけ

『自殺だと保険金が出ない』、こういう都市伝説はどこから生まれたのでしょうか?
確かに、ほとんどの保険会社の契約では、自殺免責特約2〜3年が付帯されています。
だから2〜3年の免責期間を過ぎれば、通常保険金が出ます。

 出ますよ、出ます、普通は出ます!

普通じゃない場合が、たぶん2つ3つあります。

 1)事件の可能性
 2)告知義務違反

もう一つ付け加えると
 3)高額な保険金

 金額が2億円とか3億円とかになると、保険会社はかなり真剣に調査すると思います。3000万円の保険金とは調査の仕方が違う、はず。例えば、保険組合から過去の診療記録を調べるとか、事件の疑いは無いのかとか。

で、要注意なのが告知義務違反です。
加入時に、うつ病で病院に通っています、と告知すると、まず入れません。入れないからと黙っていれば告知義務違反。だから、保険は早めに入っておけ! であります。

安い保険で「自殺の場合はずっと出ません」特約の保険があるという話も聞いたことがあります。(←確認とれてないm(_ _)m)

ま、どんな保険であれ、「どんな時に支払われないか」は、しっかり約款を読んでおきましょう。(災害割増特約の部分で何が除外されているかなんて私でも覚えていませんから。・・・試験を受けた頃は覚えていたんだけどね〜。地震どうだっけ、戦争争乱どうだっけ、みたいな)

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さて、自殺で保険金。これ自殺しない人から見ると不公平でしょうか?

「自分で死んでおいて、保険金取るなんて我が儘じゃん。その分保険料上がるじゃん」

こう考える人もいるかもしれません。確かにそう言う面がないとは言い切れない。でも、免責の2〜3年間を待って自殺する。これ我が儘でしょうか?

私の考えは違います。心の病、それも相当な、と私は思います。
自殺じゃなくて病死じゃないかと。

(ということは、免責期間内でも、自殺じゃなく病死なら保険金が出る、と気づいた方は偉い! そうです、自殺免責はあくまで自殺のみ。ネットを探せばそういうことを書いてあるページはいくつもあります。遺書残さない・ほのめかさない・自殺の立証は保険会社の方などなど)

 「保険金目当ての自殺者を減らすために、保険金支払いを見直せ」という意見があるらしい。
 
そりゃ違うだろ。生活保護の適正受給とか言って、水際作戦・申請書渡さない受理しない、を無くすとか、中小企業向け支援をするとか、子どもだけは一時的に保護するとか、そういう施策の方が先なのじゃないかと、思ったのでした。

 ※こんな意見があると、保険会社は免責期間はできるだけ長くしたいと思うでしょうね〜。
※※最初から保険金目的の保険加入の場合は、詐欺とか保険の目的外とかで争われると思います。(ただそのために免責期間を設けているわけですから、裁判してもどっちに転ぶかわかりません。)

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とりあえず、各個人で一番大事なのは、「告知義務に引っかかる前に生命保険に入っておけ!」であります。
保険に入りたくても入れない人、結構多いのです。

保険会社で異なりますが、『5年以内の手術・2週間以上の通院歴、一度もガンやうつ病の診断を受けていない』、なんていうのが多いと思います。

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