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2012/08/09

富裕層向け、学習塾つぎつぎ。年間100〜200万円

高額の学習塾ビジネスの話。先週のnikkei.com(日経新聞)から。

  リソー教育の特別教室「伸芽'S(しんがーず)」
  早稲田アカデミー
  市進ホールディングス
  
こういう学習塾大手が、小中学生はもちろん、それ以下の1歳〜の学習塾に力を入れていると言うニュース。
  年間授業料は100万円〜200万円。

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以前、文科省の学習費調査を記事にしました。

年間60万円以上を塾や家庭教師にかける世帯

  私立の小学生では、10人に1人の10%ほど
  中学生だと、公立私立共に約3% = 33人に1人。

こういう人たちをターゲットにしたビジネス展開、と見て取れます。

【関連記事】
 ●年収別の教育費の年額、中学・高校編(公立・私立) (2012/06/12)
 ●年収別の教育費の年額、幼稚園・小学校編(公立・私立) (2012/06/11)

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ハイリスク・ローリターンとか、ハイリスク・リターンなし、とか言われる教育費ですが、この背景には公立学校不信があると思います。学級崩壊・学校崩壊。

一時期、というか今でも、「お受験」という言葉が普通にあります。
でも資金面で考えると、もう間もなく、公立回帰が始まるはずです、少なくとも普通のサラリーマンでは。

今だって、「中高は私立だけど、大学は絶対公立!」こういう家庭も少なくありません。これと同じで、

  「大学が公立」→「高校・大学が公立」 こう変わる!

ですから、公立高校のそれも特進クラスなんかがある学校は、どんどん難しくなる。

ここ10年でサラリーマンの給料は上がらなくなりました。
  ・今までだと給料アップで学費のアップが賄えていた
  ・子供人数を3人→2人、2人→1人と減らすことで賄えていた
でももう厳しい。
だから、「奥さんの援助(共働き)」、「爺さん婆さんの援助」がないと、普通のサラリーマンでは確実に破綻します。

例外で言うとすれば、「家は親から譲って貰った」という場合くらい。
(一般的には2世帯住宅で、親が全部資金を出した、くらいでしょうか。)
住居費総額3000万円相当以上を教育費に回せる、みたいな家庭か、本当の富裕層でないと相当厳しいと思います。

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でもですねー。
学校不信で勉強環境をよくする。私立を選ぶ・塾に行かせる・家庭教師をつける。
この目的は何なのか冷静に考えないといけません。もし目的が「良い大学」ならば、もはや、大学を出ても就職難の時代ですから、大学を目標にするのはナンセンスなのですね。

なのに大学までが目標になっている人、決して少なくありません。しかも「良い大学」の意味が違うのです。他人と比べて(つまり偏差値だけで)「この辺なら行けそうか」って考えがち。
例えば将来、
 海外で活躍する→英語は必須
 技術系で →理工系

こんな観点で選びますよね。
 運動系で考えると分かりやすいかも・・・早い段階で中高からそういう学校選びをしていますよね。

親「将来何になる?」
子「オリンピック選手!」とか「総理大臣!」とか「パン屋さん」とか

こういう夢を、現実と比べながらどう具体化していくか修正していくか、これを考える力が大事。
個性も伸びそうにないし、目標も立てられそうにない
      、、、、こういう場合は早い段階で軌道修正です。そして目標を作っていく、これも一つのライフプランです。

教育費をかけたからと言って、思い通りになるとは限らない。学校とは別に教育費を100万円・200万円かけていたとしても、常に考えておかないといけない大事なことだと思います。(大学が目標になっていると忘れがちになっちゃいます)

むしろ冷静に考える力の方が大事であって、この教育はかなりの部分は家庭でも可能なことだと思います。

ライフプラン表を作ると、よくわかります。就職できないと大学で止まっちゃうのですよ、今の時代。
「どっかの会社に行ってくれるだろ」
これではこうなる可能性が高くなってきている、そんな風に思います。
(クライアントのライフプラン表を作るときに、書く書かないは別として、「一年留年」とか、「卒業後無職3年間」とか、頭の片隅で考えてしまうのです。)

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これからは子供のライフプラン作りも大事になっていくのか、なんて書いていて思ったぞ>私
「子供と一緒に作るライフプラン作り」・・・商売に出来るかも?

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