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2012/07/06

ひとり親、お金の管理が出来なくなったとき

認知症の親御さんを持つ方から随分前に聞いた話。

 「郵便局に、銀行の通帳持っていって、
  『なんでお金が下ろせないんだ!』って騒いでいる、と
   田舎の近所の人から電話がかかってきました。」

これに近い話もあります。

 財布も通帳も、自分で隠してしまうので、たまに見に行っても全然所在が分からない。
 しかも、自分で隠して自分で忘れるから、手に負えない。
 挙げ句の果てに、「盗んだやろ!」


こんな時に使うのが成年後見制度。昔の禁治産者・準禁治産者に相当します。
自分の勉強も兼ねて、FPの教科書を引っ張り出して図にしてみました。

Koukenninseido

任意後見は元気なときに自分であらかじめやっとく仕組みで、すでに認知になっているのなら法定後見の方。
この法定後見には「補助、保佐、後見」の3種類があります。


              補助    保佐    後見
    ---------------------------------------------------------------------
   申立の本人同意    必要     ×     ×
  代理権の 〃      必要    必要    ×

申立は家庭裁判所なのですが、補助後見人の申立には本人同意が必要。とてもじゃないですが「お前盗んだやろ」という人から同意は取れません。

そして、契約等の「代理権」、これも「補助後見人と保佐後見人」には本人同意が必要。

他にも同意権とか取消権とかもありますが、
現実的には昔の禁治産者に相当する「後見人」の申立を裁判所に行うくらいしか思いつかないのだけど 、、、、

・・・実は詳しくないのです、済みません。こういうことに詳しい弁護士さん・司法書士さんに現実の所を聞いてみたいです。


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うちの叔父さんは(もう亡くなりましたけど)、一人暮らししていました。
脳梗塞で倒れた後、順番待ちの末、老人施設に入所。
この時、叔母さんに成年後見人になってもらいました。

 脳梗塞後、会話不能・体が不自由、借金どれだけあるかわからない
 という元で、医師の診断書を添えて裁判所に提出。
   ・・・借金が一番の懸案事項でした。

叔母さんが弁護士さんを雇って手続きして貰いましたが費用数十万円(ただし、自己破産も同時にやったので随分と時間も掛かったと記憶しています。)

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数年前に聞いて、このブログにも書いたのですけど、
家にいってみると健康器具がゴロゴロ。領収書を足すと500万円!
先日、又聞きで聞いたらさらに増えて、総額800万円越えているらしい。こんな家庭もある。

【関連記事】
 ●老親の資金管理のむつかしさ (2010/10/18)


うちの親は、こういう心配はほとんどない(←以前、リフォーム契約でもめたけど)。
その代わり、ややこしそうな封筒は、全部回ってくる。「何か来てるで〜」と。

認知とお金の管理。現実問題、特効薬はまだないような・・・・m(_ _)m

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