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2012/06/05

本当は定年直後に考えて欲しい!「老齢年金から遺族年金へ」

サラリーマン限定の話、それもご夫婦の場合。
定年退職後の厚生年金の話です。

65歳までは基礎年金部分は支給されませんが、それ以降は年金増える方が多いです。
で、私がライフプランを作ったときにいつも思うことは、その後のこと。

旦那さんが亡くなったときなのです!! 
世帯収入が減るんです、当然ですけど。

  厚生老齢年金(夫)300万円 → 厚生遺族年金(妻)200万円

共働きで、旦那が亡くなると、こんな風になります。

  厚生老齢年金(夫)300万円  →   なし
    〃   (妻)200万円  →  200万円
    
世帯収入で言えば、前者は300万円 → 200万円 = 収入2/3に
         後者は500万円 → 200万円 = 収入半分以下に

(※話を簡単にするために、奥さんの国民年金とか遺族年金との併給の話とか
  省いて少し誇張して書いています。奥さんが先になくなる場合も同様です。
  もし、細かい計算したい方は当方までどうぞ(^_^)v 
  もちろん、奥さんが先に亡くなったときも考えますよ♪ 同時に死ぬなんて
  滅多にありませんから)


もし旦那が亡くなれば、収入も減りますが支出も減ります。
よくありそうな例で書くと、
  旦那の小遣い 3万円マイナス  食費等その他で3万円マイナス
  合計6万円の支出減。

これと世帯収入が減る分とを量りに掛けなきゃいけません。
  運転手(=旦那)がいなくなって、タクシー代に変わるとか、
  田んぼや畑をどうにかしなきゃ、とか
  植木の剪定をしていた旦那の変わりに、だれかにお金出して来て貰うとか、
   (…先日、器用な便利屋さんに頼んだら植木屋さんより安くて良かった
     とか話を聞いたものですから…)

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FPの教科書的には、二人家族が一人になれば生活費は2/3で計算、なんて書いてあります。全然そんなこと無いです、というか、食費とか被服費はそれで十分ですが、それ以外の固定費分・臨時費用分が多い多い。

臨時費用で多いのはやっぱり住居費。リフォームというか修理代ですね。
固定費で多いのは、固定資産税。都会の一等地だと収入の4割が資産税に飛んでいくなんて事もざらにある。
(遺族年金200万円、固定資産税毎年80万円とか)

以前に「定年前後のライフプラン」で来られたお客さん。
初回の面接でひと通り、現在の収入とか再雇用後の収入とか退職金の見込とかを聞いた後、こんな会話。

    私「やっぱり住居関係が大きな額になると思うんですが、どうお考えで?」
 お客さん「収入ある間にやっておこうと思って去年、家の傷んでいる部分を全部
      やり換えたんです。屋根とか外壁とか。今後20年くらいは、大丈夫。
      そんなに掛からないと思います」
    私「じゃああっても、風呂釜交換1回7万円とか、水漏れ修理5万とか、
      そういうのが何回かってところですね。」

  (やっぱりとても考えていらっしゃる。逆にこちらの方が勉強させて貰うことも多かったり。)

で、こんなメンテ費用も、一人暮らしと二人とでは負担の大きさが変わってきます。

 雨漏り! クーラー故障! 地デジ!(←もう終わった)
 ガレージが壊れた・扉が開けにくくなった! 

突発的にやってきて、かつ、取りあえず修理しないと生活に支障が出るという点が住宅費用の最大の注意点。通常のライフプランでは、預貯金からです。
預貯金をなんでもかんでもひとまとめにしている人は要注意。
だって基本的に老後は貯金を取り崩す生活ですから。

どうお金を取り分けるか、ライフプランの基本ですよ♪
(で、どう取り分けると幸せになれるか? これが本当のライフプラン作りです。)

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