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2011/12/01

また出た、借金で重文仏像が流出のお寺

一昨日(11/29)の読売新聞のニュースから。

  京都市上京区の天台宗(はんしゅう)般舟院。
  重文2体が行方不明。

すでに寺の土地と建物は8月に競売にかかって函館市の不動産会社が1億3000万円で落札しているそうな。

去年の今頃にも同じような話がありました。
  ↓
【関連記事】
 ●寺の文化財が借金のカタに(2010/11/17)


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まったく根拠のない想像ですけどね、、、、、お寺の資産で
  東京電力株を買って、大損しているとか、
  欧州債券や仕組債の投資信託で大損しているお寺、

って決して少なくないと思います。
特に後者の投信は一時期、とある大手証券会社が派手に売り込んでいました、
「優良顧客様だけが買える投信です。それを開発したのです」って言ってね。

地方自治体で損失出してニュースになったのもあるし、学校法人「なんとか大学」それも一つや二つの大学じゃありません、これらが大変なことになった所もあります。

   wikipediaで見てみると、
      名古屋市 仕組債で80億円の損失、
      福岡県苅田町は裁判へ。
    なんと、経団連でさえ評価損20億円。
 
ま、各々の団体の資産がどうなろうと構いませんが、お寺の資産、これ微妙ですよね。
お寺の資産は誰のものか?
名義上は住職のものなのでしょう。でもそれは檀家のものであり先祖からの預かりもの。だからこそ宗教法人の宗教行為には税金がかからない。

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歳を取るとお経が恋しくなるのでしょうかね。
私は真面目な?浄土宗信者を目指して、お経を読み始めています。

香偈(こうげ)、三宝礼(さんぽうらい)、四奉請(しぶじょう)、懺悔偈(さんげげ)はほぼお経の本なしでも言えるようになりました(どれも十字〜数十字の一ページで書き終えられる短いお経です)。
問題は四誓偈(しせいげ)、浄土宗の本家本元のお経なのだけど長くて覚えられません。

このお経、百均「ダイソー」で買ってきました。浄土宗のお経、真言宗のお経、浄土真宗のお経、いろんなのが105円で売られています。

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親の知り合いが、お墓の処分でもめておられました。

お寺さん「お宅のお墓があるんですが、もう台帳にはないので処分してください」
    「えー、爺さんの代で綺麗さっぱり移しているはずですけど」
お寺さん「でも墓石があるんです。こちらでしてもいいですが、供養代いただけますか」

要約するとこんな話です。

最初100万円が50万円になって、20万円になって、最後、「もういくらでも良いですから」みたいになっているらしい。

爺さんがちゃんとせずに曖昧にしておいたままになちゃったのでしょうね。
でもって、お寺さんの方も代替わりして、この墓石どうすりゃいいんだ、みたいな。


昔、私がバイトしていたお店では住職本業の方もいらっしゃったのですが、

  寺の庭(植木)を整理して、分譲しようと思ってるんですよ。
  ペット供養塔。一本10万円で、100本くらい並べそうだから・・・・

な〜んて話をしていた住職もいらしたり。

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お寺とお金の話を書くと、止まらなくなりそうなのでこれくらいにしておきます。
確定申告の時期がやってくるので最後ひとつだけ。
お寺の寄付金は通常、所得税の「寄付金控除」は使えません。相手が法人になっていてきちんと書類のやり取りできるような寄付なら別ですが、普通の檀家寺で例えばお寺が台風で壊れて修理で「50万寄付お願いします」ってやってくるやつ。これは普通は寄付金控除が使えません。詳しくは国税庁のホームページでどうぞ。


お寺の資産は誰のものか? とか、
資産運用失敗で大損しているお寺とか、、、、こういう話は今後増えてくると思います。


ようやく京都の街中も少しずつ紅葉してきています。
単純に「綺麗なお寺だなぁ」と感じて、ほっと一息つくのも、お寺の重要な役割なんだろうな、と思っています。(だから、借金で流出、なんてことはないようにしてもらいたいなーと)

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