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2011/11/09

オリンパス粉飾決算で株価急落、ひと月で1/3に

オリンパス問題のメモです。φ(..)メモメモ
将来たぶん一度くらい思い出してみたくなる時のための、備忘録としてのメモ。

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10月14日 突然、前社長のウッドフォード氏の解任を発表。株価急落
・・・・・・・2500円だった株価が、三日間急落して1500円に。

  解任の理由は、
    会社側=不適切な行為、情報漏洩
    ウッドさん=『企業買収費用は適正だったのか?』を聞いたら解任された

どんな買収かというと
  英国ジャイラス社 2100億円で買収・・・さらに数百億円のコンサル仲介料
  国内企業3社を  700億円で買収・・・売上げ3社あわせても100億以下

  『買収費用は適正だったのか?』
これを指摘した前社長のウッドフォード氏が就任半年で解任され、証券取引等監視委員会やFBIも巻き込んでどんどん話が大きくなって行っていたオリンパス。
後任に社長になった菊川氏(会長兼任)も混乱の責任で解職され、そしてつい先日新たな社長になった高山社長の昨日の会見。

 「いろいろな費用は、過去の損失の穴埋めに使っていたことが分かりました」
と公表。

Olympus

株価はストップ安の734円、まだまだ下がるかも知れません。
ひと月で、3分の一、4分の一です。
今後は、有価証券虚偽記載で上場廃止になるかどうかが注目点になると思うし、あるいは、会社を切り売りして買収先を探すという事になるかも知れない。

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オリンパスの直近売上高は8500億円。数年前は1兆円を越えたこともある。
従業員数は単独で3,257名、連結で34,686名(by四季報)
こんな大企業が、1990年代ごろからの財テク失敗の「損失計上を先送り」、すなわち、粉飾決算だ。

オリンパスと言えば、内視鏡でトップ、ちなみに私のデジカメもオリンパスだ(←最近携帯電話で事足りるのであまり使っていないけど)

  「オリンパスの株、買いましたよ。うちより良さそうだし技術力も
   ありそうだし」
   
昔、X線装置を作っていた頃にこんな事を言っていた後輩。今でももっているのだろうか。

社長の説明は「財テク失敗」であるが、90年代といえばバブル弾けた時で、それは分かる。
でもそのあとITミニバブルやリーマンショック前までの上昇がある。だからこの最近まで引きずっているのはおかしい。まだまだ不明朗な金の流れが出てくるんじゃないか。

となると、まだまだ株価がさがって二進も三進もいかなくなって、優良部門である内視鏡のみ残して分割、あるいは、ホントにもうバラバラになって、共同経営やどこかの傘下にはいるという、雪印乳業や加ト吉のようになるのではないかと思っている。

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ちなみに監査法人は何していたんだ、とも言いたい。
2009年までがあずさ監査法人、それ以降は新日本監査法人
これだけ巨額の金の流れが見えていないはずがない。
昔、カネボウとか足利銀行の上場廃止で、みすず監査法人が解体するはめになったが、今回はどうなるのか? 
大口株主である銀行の責任、(買収費用が高いか安いか分かるはずの)銀行の責任を問う記事まで流れている。
当然調査が入っているんだろうけどニュースに注目したい。

私としては、個々の会社の問題ではなく、市場全体の信頼性の問題として注目したいと思っている。

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