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2011/10/27

最近の用語から;「ロビンフッド」と「ヘアカット」

金融用語で
  ロビンフッドとヘアカット、分かりますか? ご存知ですか?

私も最近知った言葉です。

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ロビンフッドと言えば、もちろん、昔の物語。
  ・・・・実は全く知りません。なのでwikiで見てみると、、、、

元々はイギリスの盗賊の話で伝承が変わりに変わって、王様の暴政に反抗した人物という義賊的な代名詞になっていったという話のようであります。

で、金融用語としてのロビンフッド、こちらは税金の話。

ロビンフッド税!!

最近、アメリカのウォール街でデモが盛んに行われています。このデモの要求の一つに
「金融取引(特に為替取引)に税金をかけよ、それを財源に貧困支援をせよ」
というもの、これがロビンフッド税と呼ばれているようです。
(元々はイギリスでそういう税金を取るべきだという話があったようで、投機取引に
 税金をかけないのはおかしいだろ、みたいな意見です)

確かに、金融取引というのは今も昔も実需というよりは、投資・投機目的で行われる方が圧倒的に大きいですから、そこに例えわずかな税率であっても税金をかければ大金が動いているわけですから、かなりの税収になりますね。
そしてそれを貧困対策に回す、これは良いことかもしれません。

一時期言われていた、貯蓄税(預金残高に税金)をかけるという話と似たところがあるように思います。

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さて、次の用語。『ヘアカット』

ギリシャ債務問題において「元本の削減」という意味で使われ始めています。

もともとの意味は違います。
債権、例えば国債100万円分、という紙切れがあったとして

  これの担保価値はいくら? というときに

  「100万円の国債なら90万円までお貸しできます」 
 こういう割引率をヘアカットと呼んでいます。
 
 担保証券の割引率がいつしか元本そのものの削減という意味に変わってきているような・・・

「100万円の債権はもう半分の価値しかありませんよ」
  ヘアカット50%、みたいな感じでニュースです。
(ちなみに夏の合意(7月ごろ)では、2割引きくらいでした。)

ヨーロッパの財務省会議では、半分債権放棄してくれたらギリシャも立ち直れますよ、なんていう協議をしているようでありますが、当然ながら債権を持っている人は簡単に

 「ハイそうですか、オールオッケー♪」

なんて言うわけありません。そんな半分徳政令みたいなものやってもらったら困る、でも、ギリシャそのものが破綻するのも困る。
単純にヘアカットすると、銀行などの金融機関の自己資本比率にも影響します。

ギリシャ問題というよりも、不良債権を一杯抱えた銀行をどうするか?ってな話です。
自国の銀行が破綻しかかった時に、財務大臣はいったいどうすべきか、どうしようか、これを念頭に協議しているような気がします。


日本がかつて大変だった状況に似てきていますね。だからもし同じ歴史の道を辿るとしたら、
 
 銀行が潰れそうになる ← 政府が助ける
   ←国民は銀行だけ救済するのかと反発する
   ←いくつかの銀行は破綻させないと気が済まない
   ←一時期金融市場は混乱する
   ←で、不良債権処理が終わってやっと景気が少しだけ回復する。
   
   (そして、金融市場の混乱でひどい目にあった人たちが、政権交代を
    要求してその結果いろいろあれもしますこれもしますと言った新しい
    政権に変わるけれども、やっぱり景気はあまり良くならない・・・・)

 
最後のは余計でしたm(_ _)m


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あちこちで暴動やデモが行われていますが、日本は静かなものです。
これは嵐の前の静けさなのか、それとも、世界最先端をいっているのか、どちらなのでしょうか。(過去、不良債権処理はしたけど、でも、景気は悪いし国の税収は上がらないし、国の借金は増え続けているし、、、、、やはりそのうち日本でも暴動が起きるのか?)

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