夏の読書はタイムマシン
リビアが大変な状況のようです。
夜中にニュース(←スカパー!)をつけてみて、
「あまり変わり映えしないニュースだなぁ。
民主党代表選に,一斗缶バラバラ殺人 」
などと思ったのでCNNニュースにチャンネルを変えてみたのだけど、
「真夜中は日本語通訳無いのねん」と思いつつ、ツラツラと眺めていた。
何を眺めていたかというと、カダフィー邸の様子。
Kadafi's compound コンパウンドなんて化合物とかじゃないか、と、辞書を引きつつニュースを見る。(聞き取れないので見出しだけ。compound=大邸宅とか複合施設とか)
リビアがどこにあるのかなんて、googleやYahooで調べないと分からない私ですが、そう言えば、映画バック・トゥ・ザ・フューチャーで、「ドクがリビア人に撃たれたなぁ、なんでリビア人が出ていたんだろ」などと思いつつ古いVHSテープを取り出してきた。
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夏になるとどういうわけかSF小説が読みたくなります。最近は新しいものを探してくるよりはもっぱら古いやつを読み返すことが多いです、それでも、ほぼ新鮮に読めるから不思議(←健忘症?)
記憶に残っているタイムマシン物小説といえば、
◆ロバート・A・ハインラインの「夏への扉」
SFファン投票で毎度毎度上位ランクインする
ご存じジンジャエールを飲む猫が出てくるタイムマシン小説。
◆広瀬正の「マイナス・ゼロ」
若くして亡くなったのがとても惜しい、日本の誇るSF作家
◆J・P・ホーガンの「未来からのホットライン」
コンピュータ屋さんには絶対面白いと思うぞ
それと定番H・G・ウェルズの「タイム・マシン」と、
最近SFはあまり書かなくなった豊田有恒のタイムマシン歴史シリーズもの。
日本映画で「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」ってのもありましたね。
バブル崩壊の日本経済をタイムマシンで食い止めようとする映画。ディスコ帰りに深夜タクシーが捕まらなくて、1万円札振っている光景とか、ボディコンとかポケベルとか、懐かしかったり愚かしかったりする光景があったりします。
(タイムマシンものというよりはコメディ映画だと思うのだけど・・・・広末涼子ファンにはいいかも。)
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で、もしタイムマシンがあったら。
学生時代に戻りたいような戻りたくないような、
いや、やっぱり戻りたい!
でも今なら思う。
やり直したところでやっぱり大差ないし、本質は変わらないし。
後悔しない人生はやっぱり難しい。
今最大の後悔は、税金学を勉強しなかったこと。
「景気対策のニューディール政策」、こういう単語だけじゃなく、その裏の財政規律とか増税減税が生活に及ぼす影響とか。。。。身近な例で言えば、税金を集めて、エコカー・エコポイントで給付する。税金を集めてこども手当で給付する。「集めて配るだけで経済が大きく変化する。」
逆に、集めないのに配っちゃえば、どんどん財政が悪化して、これは多分将来、大変なことになる。
・・・・・どう大変になるか、判断できないんですよねー、今
自分の生活を守るために、税金学を勉強してこなかったこと。それに気づくのが随分後だったこと、これが今の最大の後悔です。(他にも一杯後悔はありますが、とりあえず一つだけ)
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民主党代表選
もはや誰になっても大して変わらないしというアキラメ感があったりしますが、
「増税は反対、今、増税すると被災地が、日本経済が・・・」というよりも
「増税します、それをそのまま東北につぎ込みます。
世界に誇る漁業基地と、TPP参加しても世界で勝てる農業を作ります!
漁業と農業で世界に勝てれば、20年間でつぎ込んだ税金は取り返せます」
くらいの政策を誰か言わないかなぁ・・・
言ったところで誰も信じない世の中になってしまっているのが残念ですね。
もはや「辞める辞めない、辞めれば責任とりました。貰いましたけど返しました」、みたいな段階はみんな飽き飽きしてきている、ってことに気づかないと。
政治家も経営者もそして労働者も、、、、
震災の時にもの凄い勢いで集まった義援金(みずほが振込処理でパンクするくらいの勢い)。こういう勢いを日本全体で繋げられたら、、、、、全国民みんなでどうやって日本を立て直すのか考えないと。
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