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2011/08/18

安愚楽(あぐら)牧場の損害に「雑損控除」は使えない、と思う

和牛オーナーの安愚楽(あぐら)牧場の破綻。

ここに来て、細野原発事故担当大臣も
「牧場の場所から言っても、牛に関する問題ということから言っても、賠償の枠組みに
 乗って来る可能性は十分ある」
などと発言されておられますが、、、、少しでも戻ってくるといいですね。

さて、この件で「雑損控除」が使えるかどうか。
雑損控除というのは、所得税を減免する時の話です。

例えば、年間50万円の所得税を払っている人が、雑損控除の適用で、この50万円をまけてよ! という場合の話。(※(所得ー損失)の話じゃないですから。あらかじめご了承下さい。)
で雑損控除には要件があります。

 ◆資産の所有者 = 納税者、生計を一にする配偶者やその他の親族(その年の総所得金額等が38万円以下)←つまり扶養の範囲内ってこと。
 ◆生活に通常必要な住宅、家具、衣類などの資産であること。

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FPの試験では、「別荘が地震で倒壊、これに雑損控除が使えるか?」なんて問題が定番問題であるのですが、当然ながら、別荘は生活に必要な財産ではありません。だから雑損控除は使えません。
同じようにこの和牛オーナー制度の破綻の場合も、雑損控除は使えないと思います。
(気になる方は税務署等で確認してね♪)

【過去記事】
 ●年3%越えの利回り!和牛オーナー「安愚楽牧場」が民事再生(2011/08/11)

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