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2011/04/18

取引先の被災;債務免除は贈与税

被災して借金が棒引きとかされると、それは贈与税対象になると言うお話。

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中小企業であるとある製造メーカーがありました。
災害にあいました。
作っていた製品はおろか、装置も壊れてしまいました。
大損害です。

取引先の会社(親会社)さんが、

 「借金500万円はもう返さなくて良いから」とか
 「被災して大変だろうから、見舞金300万円」とか
 「まだ納入の済んでいない製品は納めなくていいから」(支払済み)

とか、したとします。
経理上、会社に利益が発生しますね。
何にもないのにお金が出てきたのですから。
すなわち、贈与税とか法人税とかに関係してきます。

もちろん倒産するくらいに被害があれば、倒産=会社が存続できないってなことになりますが、そうでない場合は、被災して受け取った金銭について税金がかかることになるのです。
500万の借金棒引きで、200万円の税金、なんて事にならないとも限りません。ただでさえ現金が欲しい会社は息の根が止まってしまいます。(もっともこんな時は税金滞納されると思いますが)

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東日本大震災というこれだけの災害ですから、なんらかの免除措置が出るかもしれません。たぶん検討されているでしょう。でもまだ、これを免除するという法律なり通達なりは出ていないと思います。(済みません調べていません。)

ちなみにお金を渡す方(債務を免除する方)
こちらは、損金処理できるか、それとも交際費か、とか、こちら側の税務の問題もあったりします。

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