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2011/03/02

企業年金と二重課税

「企業年金に税金がかかるのは二重課税じゃないか?」
こう思う人も多いようです。

「退職金で貰えば一度に貰えてそれを分割にして貰うだけなのに」
とお考えになるようです。

退職金を一度に貰えば、退職所得として税金がかかります。
分割で貰えば、その年々で雑所得として税金がかかります。

でどちらも根拠は現役時代に税金がかかっていないという点にあります。
社会保険料控除で全額税金がかかっていないのですね。これを所得税払った上で積み立てているのにというように誤解されるようです。(だいたい積立じゃありません。年金保険料はその時々の年金支払いに世代間社会保障として使われています。最近流行の確定拠出年金、これの場合は世代間ではなく積立に近いですが…)


手取り給料と額面給料の混同をされているわけです。
ざくっといって、手取りと額面とでは、2割違います。

ややこしいのが、手取りの給料から別途拠出してそれを会社で積み立てて企業年金として貰う時。

破綻した日本航空ではこういう拠出部分があったようですが、(それを含んで年金が多すぎると批判受けていてちょっと可哀想でしたけど)、こう言う時は税金がややこしい。
非課税分の積立(社会保険料控除内)なのか、課税後の手取りからの積立なのか、後者なら、儲けである利息分に対してだけに税金がかかる、と云うことになります。

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年金生活での最大の衝撃は、ボーナスがないこと。
  次に、所得がそれ以上増えないこと。

今の団塊世代の方は、若い頃から収入が上がることが当然で、晩年に役職がはずれたり出向したりして多少下がることを経験していても、いざ年金生活になって収入が一定となったときに、衝撃が来ます。最初はボディブローのようにじわじわと、そして、何かお金が必要になった事態でドカンドカンと衝撃が来る。
で気づいた時には貯金は半分になっている。

ここでライフプランを作って計画的に半分になったのか、そうでなかったのかで差が出ます。
だってボーナスがないこと、所得がそれ以上増えないこと、これ分かっていたことですからね。

(年金政策、これ、上のような衝撃を知らない人たちが作ってるんだろうな、なんて思うことがあったり時々あります。頭で考えるのと実際自分の身になるとので全然違うんですよね)

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