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2011/02/10

投資取引(株やFX取引)と雑所得の関係;確定申告


確定申告して税金を払ったり、繰越控除を申告したりする金融商品の取引には次のような物があります。

(1)株式取引
(2)投資信託取引
(3)FX(店頭取引)・・・証券会社のFX
(4)FX(取引所取)・・・くりっく365
(5)CFDなどの差金取引
(6)先物取引

これらを確定申告する場合にはまず分類しないといけません。
次の3つのどれかに分類されます。そして、それぞれの中でプラスマイナスは損益通算できます。

  (a)上場株式等に係る雑所得(申告分離課税)※
  (b)先物取引に係る雑所得(申告分離課税)
  (c)雑所得(総合課税)

※最も多いと思われる株式・投資信託取引は”特定口座”源泉徴収あり、を開いている人は申告不要です。

上の(1〜6)が(a〜c)のどれに当てはまるか、大体分かるかと思います。まず、株式”等”の等は投資信託だと思えばいいし、分かりにくいのはFX。

(1)株式取引・・・・・(a)上場株式等に係る…
(2)投資信託取引・・・(a)上場株式等に係る…
(3)FX(店頭取引)・・・(c)雑所得(総合課税)
(4)FX(取引所取)・・・(b)先物取引に係る…
(5)CFDなどの差金取引・(c)雑所得(総合課税)
(6)先物取引・・・・・・(b)先物取引に係る…

(※微妙な取引もありますので各証券会社等や税務所等でご確認下さい。
  例:公社債100%の投資信託は株式等には入らないものもあるとか)


でもって、(a)上場株式等に係る…、(b)先物取引の差金等決済には、3年間の「譲渡損失の損益通算及び繰越控除」が使えます。

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 平成23年の税制改正では、(c)の雑所得総合課税を分離課税にするという話が出ています。簡単に言うと、FXで店頭取引と取引所取引で差があるのはおかしいのではないかということ。
 これが実施されればFX取引での課税がたぶん20%に統一(総合課税だと所得に応じて5%〜40%の税率)、そして3年繰越控除の適用が可能になる、ということになりますね。

 くりっく365は分離課税だから〜というのが宣伝文句の一つでしたがピンチになるかも。
 

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