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2011/01/24

消費税アップしても、年金生活者は困らないという大和総研のレポート

正月に出た、大和総研のレポートが反響を産んでいるそうです。

大和総研:消費税増税は子どものためか (2011-1-4)
 
一言で言えば、現行法では消費税が上がってもその分年金支給額が上がるから、という話。だから本来の財源としての消費税を考えるならば現行法を変えなきゃいけ無いんじゃないかというレポートです。


  消費税が上がる → 物価が上がる → 年金支給額が上がる
 
  ∴ 年金生活者は、消費税アップの影響を受けない。
    困るのは現役所得者。

確かに、年金支給額は消費者物価に連動します。

               消費者物価 翌年の年金アップ
 消費税3%が導入された時   2.3%  2.3% 
 消費税5%(+2%)の時   1.8%  1.8%

これは”物価スライドをする”と法律で決まっているからで、この原則を変えるには法改正が必要だからです。(←逆に物価が下がったのに年金を維持した年が複数年あります。)

となると、消費税がいくらに上がろうとも、年金生活者の生活は変わりません!!

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現実には年金生活者のほとんどは貯蓄を取り崩しています。退職前後のライフプランを見れば一目瞭然です。高齢者の平均貯蓄 二千〜四千万円。これを取り崩す生活です。これは当然なが使った時にはその時の消費税がかかりますから、年金生活者の生活が変わらないというのは嘘ですね。(例えば500万の車を買おうと予定していたのが450万の車になった、ってなことが簡単におこります。)

でも、年金支給とその財源としての消費税アップには、(現行法では)上のような側面があるということは覚えておいても良いかと思います。キーワードは”年金額の物価スライド”ですよ♪

おそらくここ数年で年金制度改革が行われるでしょうし、それに伴い総選挙なんかもあるでしょう。消費税もちまちまあげるのか、ドカンと上げて非課税部分を作るのか、などなど、いろんな話が出てくるでしょう。 上の物価スライドの話も出てくると思います。
単純に「増税反対!」なんていうバカな輩は放っておいて、どうやって安心な長寿社会を作るのか、みんなで考えてみましょうか。

長生きできるって事は良いことなんですよ♪ 
問題はその質じゃないかと常々ライフプランの中で思っております。
 

※ 貯金一杯ある人には年金なんか要らないんじゃないか、
  と思っているんだけどさっ。

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