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2011/01/12

家賃滞納:ドアロック等禁止法案が審議中

うちの亡くなった叔父さんは10年ほど前に家賃滞納でドアロックされてしまいましたが、『追い出し屋』対策のため、新たに賃貸住宅居住安定法が国会で検討されています。
まだ継続審議中。(もっともまだ国会は召集されていませんが…)

 ・鍵の交換、ドアロック、
 ・家財持ちだし、
 ・不適当な時間の訪問・電話、
 ・人を威迫する言動・文書の送付・張り紙
 ・これらの告知
 
が禁止されます。

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大家さんの立場から見れば、じゃあ悪質滞納者に対してどうすればいいの?的反論があっても良さそうなのですが、この問題もともとは家賃保証システムという契約時にこれに加入することを義務づけ、その家賃保証会社が強引に取立て追い出すというヤクザ的(というか実際そういう方面の方々)ががんばちゃったために出来る法律だと思っています。

  滞納は契約違反だからとっとと出て行け! 

世の中契約社会ですから、こういう考え方は間違っていないというかむしろ当然なわけですが、一方で、立場の弱い人をどうやって守るのか・・・・

この手の話では、賃貸住宅に限らず、「企業と雇用者」、「正社員と非正規社員」、「障害者や寝たきり老人」など、弱者をどう社会的に保護するのかという単純な契約社会以上の国家的考え方・福祉社会という考え方が必要になるのだと思うのですが、どうも昨今こういう考え方は希薄になってきているように思います。

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元来不動産経営されている人と賃貸人とでは、生活基盤そのものが異なるわけで、だからといって立場の弱い弱者をどうやって守るか、これはこれで大事なのですが、一方で、「悪質な滞納者」をどうするか、、、、これを分けて考える必要がありますよね。
もし家賃滞納でもいつまでも追い出されないということになったら、これはこれで問題があると思う。
うちの叔父さんは、救急搬送でそのまま入院して連絡が取れなくなったからドアロックされたのだと思うので、別に取立が悪質だった訳じゃない。

「悪質な取立て」「悪質な滞納者」、どっちもどっちです。
継続審議の法案が世の中のためになる法律になることを願っています。


日本は法治国家ですが、常に「法律ってのは、あとから付いてくるもの」。法律逃れがあって、いろんな問題があってそれで法律が出来るんだ。これとある弁護士さんが言っていた言葉です。だから世の中上手く立ち回る人(←良い意味でも悪い意味でも)は、法律の先を読んでいると思っています。

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