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2010/07/15

税金のかからない、財形年金貯蓄

生命保険金の年金受取に関する、二重課税の最高裁判決(相続税と所得税)、のニュースがあったせいで年金に対する税金への関心が高まっているようです。

意外と知られていない、非課税の財形年金貯蓄。家を買う時に住宅財形を利用された方は分かりやすいかも知れません、これの年金版です。
何の税金がかからないかと云いますと、貯金の利息に対して税金がかかりません。貯金の取り崩しですから受取時に所得税もかかりません。

良いことの多い財形なのですが、これを利用するにはいくつか制限事項・注意事項があります。
まず第一に、お勤めの会社でこの制度があること。会社のこの制度がなければ利用できません。
受け取る時にも制限があります。目的は老後のための貯金ですから、60歳になって以降で5年間以上にわたって受け取るという条件です。
額にも制限があります。住宅財形と合わせて貯蓄550万円まで。(保険商品の場合は385万円まで)
目的外払い出しは5年前に遡り課税されます。
また残高550万円を超えると、すべてに課税されること、これは重要です。

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正直、預金利息の低い今は、大した利息ではないので、昔ほどはおいしいものじゃない、というFPは多いと思います。

でも給料天引きで確実に貯金できる、むしろ、この効用を重視したい貯蓄商品。
給料日前に口座にお金が残っているとついつい引き出してしまう人には是非ともお奨めしたいもの。

例えば、
  住宅を買ったので住宅財形は使っていません。
  課長に昇進したので給料が上がりました。
  老後のために少しは貯金しておきたい。

これを給料を受け取る前に先取り貯金でしっかり貯める!こういう時に向いた貯蓄です。
目的外払い出しは、5年に遡って課税。これ逆に言えば、6年以上経ってても5年分しか課税されないってことで、「老後の貯蓄だけど子供の教育費で払い出したい」、なんて時にも使えたりします。
私は確実に貯金したい方には、全然あなどれない非常によい貯蓄商品だと思っています。

詳しいことは、それぞれお勤めの会社の総務にでもお聞き下さいね。取扱銀行・保険会社(会社と契約している銀行・保険会社)とか。

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