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2010/07/20

半径40kmを越えれば、人生が豊かになる


「お兄ちゃん近くにいないみたいだよ、気配がない」
「近くってどれくらいよ?」
「だいたい半径10パーセク以内」

つまらないこと書いちゃいました。SFの読み過ぎです。
  ※1パーセクは約3光年
先週大好きだったSF作家、JPホーガンが69歳で亡くなりました。

===

半径40km以内から出ない若者が増えているそうです。
最寄りの駅から最も近くの繁華街、これを超えて何の意味があるの? だそうです。
京都や奈良からだと、丁度、大阪越えて神戸になんか行ったことありません、て言う状態。

ライフスタイルが私から見れば貧相になっている。がしかし、これが悪いぞなんて言うつもりはさらさらなくて、何故そうなったのかが気になるのです。
いくつか考えました。

食べ物は溢れているのに食生活が貧しい、喰っているのは主にジャンクフードばかり、こんな20代が増えている、自ら「食の貧困」を作っている。というよりわざわざ高いお金を出して物を食べることを知らない、価値を見いだせない。それより他のことにお金を使う方が良いし、食べ物よりも友達と喋る場所、の方が大事。

車が売れない、そりゃそうです、半径40kmの生活であれば、車を持つ意味は非常に非常に価値がありません。これもわざわざ高いお金を出して、知らないところに行く意味があるのということでしょうか。見たことのないものを知るということの喜びはどこへ?

海外旅行が低迷。これ車と同じです。随分安くなってきたのに、若者の渡航者が伸びてない。出国者はピーク時4割減。知らないところ言葉の通じない所に行ってどうするの? 楽しみを知らない。一時期、自分探しの旅が流行ったことを考えればえらい変わりようです。ただ韓国・中国の近場は堅調だそうで、単に金額の問題か、それとも旅行の目的が変わってきたか。

知るという喜びを知らない? 知りたいと思う対象が変わってきた?
なんなのだろう。

=====

昔とある医師が言っていた。
「医師になるためにもの凄く勉強した。実際に患者を診るようになると分からないところばかりで前よりもっと勉強した。でも勉強して病気を知って、それを使って患者を治す。新しい知識をどんどん患者に還元できる。『新しい知識をどんどん知ってそれを自分で使って仕事が出来ること』。これはとても嬉しかったから勉強が苦にならなかった。」

『知るという喜び』そして『その知識を使うという喜び』
これは若者に限らずどの世代でも感じられること。
新しいことにチャレンジして、それを経験して、その次には、その経験を実際に使う。どんな仕事でもどんな趣味でも遊びでも、この喜びは作れるし、そうすればいくらでも人生は豊かになれる、それは決してお金の量じゃない。

ライフプラン作りでも、これを意識したいです。

私の仕事はお金を増やすことではなく、中身を豊かにすること。
「この住宅ローンは考え直した方がいいんじゃ」と私が言う時にはこんな気持ちがあることを覚えておいていただければ、良いな。

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