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2010/06/15

生命保険トラブルは永遠なのか、な

保険トラブル、それも細かいトラブル、以前後を絶ちません。
さすがに不払いの件はどの保険会社もあれだけ騒ぎになりましたけど、以前として細々とした問題有りの保険契約をお見受けします。相談でも、「ついでに保険契約見てください」、ってのがよくあるわけです。

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「学資保険の満期金300万円入っておられますね。これこのままだと
 贈与税が20万円かかりますよ。」
「えっそんな説明受けてないですけど」
「でも大丈夫、まだ5年ありますから対処できます」

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「満期金こんなに少ないんです。提案書だともっと出るはずだったのに」
「満期金はちゃんと出ていますよ、でも配当金がね。配当金は保障されてない
 って書いてありますけど。」
「でもこんなにおっきく書いてあるじゃないですか」
「だから保障されてませんって。金利が下がりましたからね」
「そんな事言われても。詐欺にあったみたい」

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「保険料高くなるのでどうしようかと」
「これ10年更新型だから。最初の説明のときに聞いてませんか、って
 10年後の概算保険料が出ていたと思いますけど」
「そんなの聞いてませんよ。これ当時の保険屋さんの提案書ですけど…」
「あれっ、この保険会社は概算保険料書いてないんですね。」
「とりあえず、当時よりはお子さんもおおきくなっていることだし、
 必要な保障額から保険金額が下げられるか見てみましょうか?」

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「このお祝い金特約って、、、、何にもなかったら10万円受け取れる
 ってやつですね。」
「そう、これ保険が無駄にならないって勧められたから」
「これ2種類あるんですよね。生きていれば10万円貰えるやつと、
 なんしか何にもなかったら受け取れるってやつと。どう違うかというと
 入院給付とかを受け取ったときに、この10万円出るか出ないか」
「はー」
「来月満期ってときに入院4日したとしたらどうされます?」
「日額分4万円受け取ったら10万円受け取れない…」

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お勧め保険は、お勧めじゃない!
保険営業が念頭にあるのは契約だけ。それも自分の成績が上がる契約、つまり会社が儲けやすい保険を勧めます。

もちろん優秀な営業さんは違います。
何が違うかというと、どれだけ長くつきあえるかというのを一番に考えるのが優秀な営業さん。だって保険って死ぬまでつきあえるし、その時々でいろんな保険を勧められるから。子どもが出来たぞ学資保険!、っていう話の時に、その子どもが社会に出て子どもが出来た時の保険勧誘まで考えてたりします。

一方で保険の営業さんって、大部分がすぐ辞めちゃうんですよね〜
成績上がらない保険屋さんは辞めざるをえない状況になりがちです。

保険法というのが4月から始まりました。
「ただいま死因について保険調査中でして、現段階では死亡給付金をお支払いできません。」
これをずーっと引っぱっておくことが出来なくなりました。

「告知義務違反でお支払いできません」
これも、告知に対して、業者のチェックシートに書き込めばそれで可とすることになりました。(つまり聞かれなきゃ答えなくっていいってこと。聞かれなかったけど告知対象であったという案件に対して、どっちに責任があるかっていうことが明確化されたわけ)


必要保障で大事なのは、掛け捨てか、それとも払った以上に戻ってくるか(←これ最近あまりありません)
で、今や保険というと大部分が掛け捨て保障で予定利率が低い今ではそれも当然なのですが、保障を考える時のポイントは
  扶養者がいるかどうか・できるかどうか、
  ローンがあるのか・ローンの予定があるのか

これ以外の保険はおまけみたいなものです。しかし今保険会社はこのおまけでどうやって稼ぐか考えていたりします。医療保険・けがの保険・高度先進医療特約・・・・
(※損保、つまり火災保険とか自動車保険は別ですよ。今回の話は生保の話)

どんな保険にどれくらい入るのか、トータルの支払額ではかなり大きな買い物ですから、よく考えてみてくださいね。ちなみに保険ってのは、「入りたい時が入る時」、これ言えます。

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