大台ヶ原の山小屋、たった170万円
私が大台ヶ原から大杉渓谷を歩いたのは、もう30年くらい前。ほぼ初めての泊まりの山登り、だから強烈に覚えいます。上で一泊、桃の木小屋で一泊のコース。
山の上のあっちからもこっちからも滝が流れていて、勇壮な中を歩いていくなかなかワイルドなコースです。
大台ヶ原の山上にある山小屋、これ、奈良県と近鉄の第3セクターでもともと私が生まれる前から営業していたそうなんですが、累積赤字が大きく膨らんでついに去年、解散決定していたらしいです。で売却先を探していたと言うこと。
大阪の社団法人が施設丸ごと買うことになったそうです。その額170万円。
なんとか廃止されず存続ことになったようです。
昨日のニュースで言ってました。
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注目したいのは金額です。自動車より安い!!
まあ、赤字と言うから、維持するのにもお金が掛かるんでしょうけど、、、、。
中高年の登山ブームと言うけれど、やはり泊まりは敬遠されるんでしょうか、古くさい小屋は敬遠されるんでしょうか、それともマイカー規制のためでしょうか。
確かに山小屋に求められるものが、昔と今ではかなり違っているような気がします。
畳2畳で4人も5人も寝る、山で放り出すと遭難するからいくらでも詰め込む、まあこういう山小屋を敬遠する人がいるというのも分かりますけど。。。。。
ただ、観光化された・ハイキング気分・旅行のひとつ、ま、こういう方々も大勢いるのは事実でして…
母「あのさ、剣岳って知ってる?」
私「一応ね。北アルプス。行ったことはないけど、近くまではあるよ」
母「恐いところ?」
私「何、藪から棒に。自分で歩くのもままならないのに、まさか行きたいとか」
母「いやね、知り合いの旦那さんが剣岳で亡くなったって聞いたから。」
私「最近?」
母「ううん、5年くらい前」
生命保険入っていたのかなぁ、死亡診断書ちゃんと取れたのかなぁ、死体がないと生命保険の請求面倒なんだよなぁと、ついこんな事を考えてしまう不謹慎な私なのでした。
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